音更町議会 2020-03-11
令和2年度予算審査特別委員会(第2号) 本文 2020-03-11
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開議(午前 9時30分)
◯委員長(山川光雄君)
おはようございます。
今回の特別委員会は3日間という例年より2日短くなっておりますので、委員の皆様方、答弁される方、ひとつ御協力のほどよろしくお願いいたします。
報告いたします。坂本委員から所用のため遅参の届け出があります。
ただいまの出席委員は18名で、定足数に達しております。
これから本日の委員会を開会いたします。
審査に入る前に事務局から報告があります。
古田議会事務局長。
2
◯議会事務局長(古田康弘君)
事務局から報告、そしてお願いの2点がございます。1点目は、広報広聴課から取材のための写真撮影の申し出がございます。委員長において許可しておりますので御報告申し上げます。
2点目でございます。東日本大震災の犠牲者への黙祷についてでございます。地震発生時刻の午後2時46分に合わせて黙祷を捧げ、御冥福をお祈りしたいと存じます。予定の時刻になりましたら館内放送が流れますので、恐れ入りますが、委員会を休憩していただき、館内放送に従ってその場で御起立の上黙祷を捧げていただきますようよろしくお願いいたします。
以上でございます。
3 ◯委員長(山川光雄君)
審査の方法については、審査に先立ち各会計全般の概要説明を求め、質疑を行います。次に、各会計審査について一般会計から行い、歳出は各款ごとに、歳入については一括して審査を進めたいと思います。特別会計は歳入歳出、水道・簡易水道・
下水道事業会計は収入・支出を一括して審査を進めたいと思います。また、条例改正等の議案は、関連する予算審査にあわせて審議していきたいと思います。なお、各会計審査後に、各会計審査で残した問題を含めて各会計全般について総括質疑を行い、審査の効率化を図りたいと思います。
御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声多数〕
4 ◯委員長(山川光雄君)
異議なしと認め、そのように決定しました。
議案第1号令和2年度音更町
一般会計予算、議案第2号令和2年度音更町
国民健康保険事業勘定特別会計予算、議案第3号令和2年度音更町
後期高齢者医療特別会計予算、議案第4号令和2年度音更町
介護保険特別会計予算、議案第5号令和2年度音更町
個別排水処理事業特別会計予算、議案第6号令和2年度音更町
水道事業会計予算、議案第7号令和2年度音更町
簡易水道事業会計予算、議案第8号令和2年度音更町
下水道事業会計予算、議案第19号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案、議案第20号音更町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第21号財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第22号音更町公民館条例の一部を改正する条例案、議案第23号道の
駅ガーデンスパ十勝川温泉条例案、議案第24号音更町
道路占用料徴収条例の一部を改正する条例案の件を一括議題とします。
各会計全般の概要説明を求めます。
高木副町長。
5 ◯副町長(高木 収君)
おはようございます。
本特別委員会に付託されました令和2年度の予算概要について御説明申し上げます。
国の令和2年度
一般会計予算は、経済財政運営と改革の基本方針2019において、「経済再生なくして財政健全化なし」の基本方針の下、2025年度の
財政健全化目標の達成を目指すとし、
消費税引き上げ後の需要変動に対する影響の程度や最新の経済状況等を踏まえ、適切な規模の臨時・特別の措置を講じ、経済の回復基調に影響を及ぼさないよう取り組むこととしております。
このため、消費税増収分を活用した社会保障費の充実、経済対策の着実な実行、歳出改革の取り組みの継続により経済再生と財政健全化を両立する予算として、前年度比1.2%増の総額102兆6,580億円が計上されたところであります。
令和2年度の地方財政計画では、一般財源総額について、前年度を7,246億円上回る63兆4,318億円が確保されたところであります。
地方交付税につきましては総額16兆5,882億円で、前年度比2.5%の増となっており、
臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税の総額は19兆7,280億円で、前年度比1.5%の増となっております。
本町の予算につきましては、歳入に見合った歳出規模を原則としつつ、事業の緊急度や重要度、町民のニーズ等を考慮した予算編成を行ったところであります。
初めに、令和2年度の各会計の予算規模について、前年度比と併せて申し上げます。なお、前年度比につきましては、令和元年度当初予算数値との比率で申し上げます。
一般会計につきましては222億5,700万円で0.5%の減となっております。
次に特別会計でありますが、国保会計は48億8千万円で2.8%の減、
後期高齢者医療会計は6億1,700万円で2.2%の増、
介護保険会計は39億3,900万円で5.6%の増、
個別排水処理事業会計は1億5,600万円で3.3%の増となっております。
簡易水道事業会計につきましては企業会計に移行することとしており、特別会計では皆減となっております。特別会計全体では95億9,200万円で、3.9%の減となっております。
次に企業会計でありますが、
水道事業会計は、収益的収支では、収入が10億5,037万3千円で1.0%の増、支出では8億9,090万4千円で3.6%の減となっております。資本的収支では、収入が2億7,915万1千円で21.5%の減、支出では8億7,231万9千円で4.2%の増となっております。
次に
簡易水道事業会計でありますが、収益的収支では、収入が3億7,185万4千円、支出では3億9,797万9千円となっております。資本的収支では、収入が2億4,873万7千円、支出では3億3,659万3千円となっております。
次に
下水道事業会計でありますが、収益的収支では、収入が11億7,988万9千円で1.3%の増、支出では9億5,758万1千円で0.1%の増となっております。資本的収支では、収入が6億4,348万9千円で1.8%の減、支出では11億8,789万3千円で0.6%の増となっております。
これらの結果、一般会計、特別会計及び企業会計を合わせた全会計の予算総額は364億9,226万9千円で、率にして0.6%の増となっております。
次に、一般会計の歳入歳出の主なものについて申し上げます。初めに歳入について、前年度の当初予算との比較で申し上げます。
町税につきましては、個人町民税と固定資産税の増が見込めるものの、法人町民税の税率改定に伴い減収となることから1,614万8千円の減と見込んでおります。
地方消費税交付金につきましては、消費税率の改定に伴い1億1,500万円の増と見込んでおります。
地方交付税につきましては、普通交付税で
基準財政需要額が増となることが予想されることから1億7,500万円の増と見込んでおります。
国庫支出金につきましては6,373万8千円の増と見込んでおりますが、
保育所運営費負担金、
地方創生拠点整備交付金、
橋梁長寿命化修繕事業補助金などの増によるものであります。
道支出金につきましては3億77万2千円の減と見込んでおりますが、畜産・
酪農収益力強化整備等特別対策事業補助金、
介護サービス提供基盤等整備事業交付金などの減によるものであります。
寄附金につきましては6千万円の増と見込んでおりますが、
ふるさと寄附金の増によるものであります。
繰入金につきましては1億2,892万9千円の減と見込んでおりますが、
役場庁舎耐震改修及び増築事業に充てるための
役場庁舎耐震改修等基金、土地開発基金などの繰入れが減となったことによるものであります。
町債につきましては1億930万円の増と見込んでおりますが、道の駅整備事業、
学校施設屋外トイレ整備事業、柳町小学校大
規模改修事業などの増によるものであります。
なお、普通交付税の振替財源であります
臨時財政対策債は2,200万円の減と見込んでおります。
次に歳出でありますが、款ごとに主なものについて、前年度の当初予算との比較で申し上げます。
議会費につきましては721万6千円の増でありますが、議員報酬などの増によるものであります。
総務費につきましては3億8,725万円の減であります。
役場庁舎耐震改修及び増築事業費、
防災行政無線整備事業費などの減によるものであります。
企画費につきましては5,497万3千円の増であります。
ふるさと寄附金関係費、統計調査費などの増によるものであります。
保健福祉費につきましては2,448万8千円の減であります。
緑陽台認定こども園建設事業費、
地域密着型サービス基盤整備事業費などの減によるものであります。
町民生活費につきましては8,814万5千円の増であります。
北海道後期高齢者医療広域連合負担金、
個人番号カード等関連事務交付金などの増によるものであります。
産業振興費につきましては9,885万1千円の減であります。道の
駅整備事業費などが増となるものの、畜産・
酪農収益力強化整備等特別対策事業費などが減となることによるものであります。
建設費につきましては2億9,779万1千円の減であります。
簡易水道事業の企業会計化により同事業への繰出金が諸支出金からの補助金等に移行するほか、
物流団地通街路整備事業費、音更下音更西3線
道路整備事業費などの減によるものであります。
教育費につきましては3億4,928万3千円の増であります。柳町小学校大
規模改修事業費、
小・中学校屋外トイレ整備事業費及び
町営パークゴルフ場管理費などの増によるものであります。
公債費につきましては6,415万9千円の減でありますが、
長期債償還元金及び利子の減によるものであります。
諸支出金につきましては2億1,449万1千円の増でありますが、
簡易水道事業補助金などの増によるものであります。
職員費につきましては3,843万1千円の増であります。
退職手当組合負担金、
職員共済組合負担金などの増によるものであります。
財政運営に当たりましては、町民の福祉の充実に十分に意を配するとともに、財源の効率的な活用を図り、将来世代の負担も考慮しながら健全財政に取り組んでまいります。
以上、予算の概要を申し上げましたが、予算内容の詳細につきましては、特別会計及び企業会計を含め提案時に各部長から御説明申し上げます。
御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
6 ◯委員長(山川光雄君)
説明が終わりましたので、概要説明に対する質疑を行います。
神長委員。
7 ◯委員(神長基子さん)
資料の要求をお願いしたいと思います。
マイナンバーの関係なんですけれども、普及枚数と普及率というのをこれが、制度が始まりました平成28年からの年度ごとの推移ということでお示しいただきたいと思います。このときに年代別、10歳ごとの区切りでわかればお願いしたいと思います。あわせて公務員の普及率等、わかればお願いいたします。
それから、同じく
マイナンバーの関係で、関連の経費が全体としてどうなっているのか、これを知りたいので、年度ごとの当初予算ベースで結構ですので、額の推移、それから、ほぼ国費というふうに理解しておりますが、負担割合等が総じてどうなっているのか、わかるようにお示しいただきたいと思います。
それから、関連して、昨年
デジタル・ガバメント閣僚会議という中で、このカードの普及の取り組みについてということで全体の
スケジュール等が示されているかと思いますが、その概要がわかる資料もあわせてお示しいただきたいと思います。できれば最終日、総括質疑までにお願いできればと思いますが、その辺よろしくお願いいたします。
8 ◯委員長(山川光雄君)
神長委員に今の資料要求の中で一つお尋ねいたします。公務員の普及率ということの資料要求がありましたけれども、全体でなくて本町の職員の分ということでよろしいでしょうか。
9 ◯委員(神長基子さん)
本町ので。
10 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。はい。
神長委員に今の資料要求の中でもう一点ありまして、年代ごとの資料要求がありましたが、10代ごとという実際に段階分けて資料をいただきたいということだと思うんですけれども、その資料がそろうかどうか調べてみないとわからないということなので、可能な範囲で資料提出ということでよろしいですか。
11 ◯委員(神長基子さん)
はい。可能な範囲でお願いいたします。
12 ◯委員長(山川光雄君)
お諮りいたします。
ただいま神長委員から
マイナンバーに関する件についての資料要求がありました。本委員会として要求することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声多数〕
13 ◯委員長(山川光雄君)
異議なしと認めます。ただいまの資料については要求することに決定しました。
山川委員。
14 ◯委員(山川秀正君)
3日間という日程ですので、私のほうからも1点資料要求をお願いをしたいと思います。
国民健康保険特別会計の審査の前に、北海道の国保運営方針、これ2月いっぱいに発行されているというふうにお聞きしているんですけれども、これについても資料要求をお願いをしたいと思います。
15 ◯委員長(山川光雄君)
お諮りいたします。
ただいま山川委員から北海道の国保運営方針についての資料要求がありました。資料要求に当たりましては最新のものの運営方針をという要望でございます。本委員会として要求することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声多数〕
16 ◯委員長(山川光雄君)
異議なしと認めます。ただいまの資料については要求することに決定しました。
松浦委員。
17 ◯委員(松浦波雄君)
同じく資料要求であります。内容については、
新型コロナウイルス感染症への対応について。これについては口頭でお願いしたいと思っております。
趣旨につきましては、中国武漢市で発生した
新型コロナウイルス感染症は2月14日北海道で感染が確認されて以来急速に患者数が増加しております。2月27日、ついに十勝管内でもその感染が確認され、地域住民の間でも不安が広がり、デマや憶測も流布している状況であります。この病気は治療法が確立していない未知の感染症であるため、今後不測の事態発生も懸念されます。このような状況においては、万全の準備とともに、あらゆる手段を使って正確な情報と行政の対応を周知することが町民の安心につながると考えます。
町の対応については3月2日議員協議会で説明は受けたところではありますが、長期化した場合の町民への、または行政への影響が大きいということを鑑み、課題を整理し、町の対応を確認したいと思います。確認する内容は以下でございます。
1、2020年3月11日現在までの現状認識と町の対応状況について、2、課題の整理とその対応といたしまして(1)関係機関との情報共有、(2)近隣市町村との連携体制。(3)中長期化した場合の対応、ア、子供や高齢者などの弱者対策、イ、罹患した子供に対する幼稚園や学校への復帰支援、これについてはちょっと補足しますが、私は、子供たちが万一罹患した場合に、学校や保育園などに復帰するその後が非常にケアが大切だと思っております。要はいじめの対象とか、いつ戻ればいいんだというような、そのようなことについて町はどのように考え、もしくはどのように支援しようとしているのか、そこをまず聞きたいと思います。次にウ、町が予想している経済への悪影響、エ、役場職員の保護と業務継続、オ、備蓄。(4)想定している最悪の事態とその対応。以上でございますが、これにつきましては
予算委員会最終日の総括質疑で口頭でお答えいただくよう資料要求いたします。
以上です。
18 ◯委員長(山川光雄君)
松浦委員に申し上げます。資料要求は紙ベースということが基本ですので、その辺のところをどのように判断されますか。
松浦委員。
19 ◯委員(松浦波雄君)
私は紙ベースでのほうが実はありがたいんですけれども、大変かなと思って口頭でもと思ったんですが、紙ベースでいただければ大変ありがたいです。
20 ◯委員長(山川光雄君)
お諮りいたします。
ただいま松浦委員から
新型コロナウイルスの対応につきまして資料要求がありました。本委員会として要求することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声多数〕
21 ◯委員長(山川光雄君)
異議なしと認めます。
ただいまの資料については要求することに決定しました。
概要説明について質疑ありませんか。
質疑がなければ、概要説明に対する質疑を終わります。
休憩(午前10時00分)
22 ◯委員長(山川光雄君)
説明員入れ替えのため休憩します。
再開(午前10時03分)
23 ◯委員長(山川光雄君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第1号令和2年度音更町
一般会計予算の審査に入ります。
第1款議会費を議題とします。
説明を求めます。
吉田議会事務局総務課長。
24
◯議会事務局総務課長(吉田 寛君)
それでは、第1款議会費につきまして御説明申し上げます。予算書の32ページをお開き願います。
第1款1項1目議会費につきましては、前年度当初に比較して721万6千円増の1億3,469万6千円でありますが、議員報酬などの増によるものでございます。
予算書の説明欄で御説明申し上げます。議員報酬等につきましては、議員20名分の議員報酬、期末手当のほか、共済費でございます。次に、議会活動に伴います費用弁償、議長交際費、政務活動費、年4回の発行を予定しております議会だよりの発行経費、議長会の負担金、その他、
事務局事務費でございます。
以上、雑駁ではありますが、議会費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。
25 ◯委員長(山川光雄君)
説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。
小澤委員。
26 ◯委員(小澤直輝君)
議会だより発行費のところで御質問させていただきます。現在御存じのとおり議会だより年4回で、そのうち1回はカラーで今実際に発行しているところなんですけれども、1月の議会だより、今回表紙もモニターさんの御意見を聞きながらリニューアルしたところでございます。今回開町120周年を迎えるということで、
広報特別委員会として年2回カラーをしたいということと、あとモニターさんもカラーが非常に見やすいと。今回の197号の議会だよりの評価というかモニターさんの声が非常によかったということがありまして、ぜひその点でカラー2回ということでなったんですけれども、今この予算のやつを見ると1回なのかなということでなっていると思うんですけれども、その1回という理由を説明していただきたいと思います。お願いいたします。
27 ◯委員長(山川光雄君)
吉田課長。
28
◯議会事務局総務課長(吉田 寛君)
年2回をということで要望はありまして、そういうことで要望は上げさせてもらいましたが、結果的にカラー表紙については年1回ということに予算的にはなっているかなというところではあります。それで、どの号をカラー表紙にするかというところに関しましては、財政担当とも相談しながら、また、
広報特別委員会とも相談しながらどの部分でやっていくかという形になるかなというふうには考えております。
以上であります。
29 ◯委員長(山川光雄君)
小澤委員。
30 ◯委員(小澤直輝君)
答弁聞くとなかなか難しいのかなとは思うんですけれども、非常にモニターさんの声、モニターさんといっても町民の声になりますので、声を聞くと、カラーの表紙というのは非常に見やすい、また、手にとりやすい、私の知っている方も町民の方もお話を聞くと、今までなかなか見る機会がなかったんですけれども、そういうカラーになって、今回表紙が変わったということで手にとっていただいたというお声もいただいておりますので、その辺、町民の声ということで、ぜひ考えていただければなというふうに思うんですけれども、今回こういう予算のところになったんですけれども、今回開町120周年を迎えるということで、そこで1回カラーにして、もう一回、いつも最初に年、1月の成人式の写真をカラーにしているというところで、それも非常にモニターさんからもよいという評価もいただいておりますので、
広報特別委員会としてはよりよい議会だよりをつくる上として今回2回請求したんですけれども、どうしても難しいのでしょうか。御説明最後お願いいたします。
31 ◯委員長(山川光雄君)
古田局長。
32
◯議会事務局長(古田康弘君)
今カラーが評判がよいというお話で、ぜひともということでございました。この町の財政、予算というのはバランスもありますし、いろいろ厳しい状況の中でございますのでこういうことになったというところで御理解をいただきまして、あとは
広報特別委員会の中で紙面でありますとか工夫をしていただきながらより見やすいものをつくっていただければなというふうに感じておりますので、今回についてはこのような形で御理解をいただきたいというふうに思います。
以上でございます。
33 ◯委員長(山川光雄君)
小澤委員。
34 ◯委員(小澤直輝君)
今答弁いただきましたのでもうこれ以上はやりませんけれども、1点、今回
広報特別委員会としては、たくさんのモニターの御意見をいただきながら議会だよりを少しずつ、制限ある中でも頑張って、委員の人たちが奮闘してやっております。その中にあって、議会事務局の立場もあると思うんですけれども、ぜひ議会事務局の方も
広報特別委員会の側に立って今後進めていただければなというふうに思います。
以上でございます。
35 ◯委員長(山川光雄君)
要望として扱います。
ほかにありませんか。
松浦委員。
36 ◯委員(松浦波雄君)
議会の映像システムでございますが、スマホでも見れるように、ユーチューブで見れるようになりました。大変きれいな画像でいいんですけれども、以前あった目次の画面がないんです。要するに画像がばらばら並んでいるという今形になっております。以前あった目次の形があれば過去に遡ってもどこかというのは非常にわかりやすいと思うんですけれども、現状でもどこを見ればいいのかよくわからないという状況になってきているんですけれども、これについて目次ページをつけるという予定はないのかどうか、それはできないのかどうかお答えください。
37 ◯委員長(山川光雄君)
吉田課長。
38
◯議会事務局総務課長(吉田 寛君)
以前のページは目次があって、各年、各会期ごとという形で、そこから、そこをさわれば見れるという形になっておりました。現状はユーチューブのほうに行きまして、そこからもう一覧でずらっと並んでいる形の中で見ていただくというような形になっているかと思います。それで、以前のような形の目次形式というんですか、そういう形でやる予定ではおりますが、今その準備作業中というところで、それに関してはもう少しお時間をいただきたいなというふうに考えております。
以上であります。
39 ◯委員長(山川光雄君)
松浦委員。
40 ◯委員(松浦波雄君)
はい、了解しました。やはり目次がないと検索するのが非常に困難ということがありまして、ぜひ見やすいページということで業者のほうには要望していただければと思います。
以上で終わります。
41 ◯委員長(山川光雄君)
ほかにありませんか。
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
第2款総務費及び議案第21号財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。
説明を求めます。
岸本総務部長。
42 ◯総務部長(岸本 保君)
議案第21号財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例案について御説明をさせていただきます。議案書の6ページをお開き願います。この議案につきましては、物品を譲与することができる対象等を拡大するために条例を改正しようとするものであります。これにつきましては、令和2年度に町民に対して防災行政無線戸別受信機を無償貸付けすることとしておりますが、地方自治法第237条第2項の規定により、物品を含む財産を無償貸付け等するには議会の議決を経るか条例で当該事項を定める必要があります。本町の条例においては、公益上の必要に基づく物品の無償貸付け等の対象は公共団体または公共的団体とのみ規定しておりまして、個人を含む私人に物品を無償貸付けするためには議会の議決を経なくてはなりませんが、現時点で戸別受信機の無償貸付けの申請が300件程度あり、貸付け対象者ごとに議決を経るのは現実的に非常に難しいものと思われます。このため、本条例の規定中、無償貸付け等の対象に私人を加える改正を行い、議決を経ることなく戸別受信機の無償貸付けを行えることとすることが目的であります。なお、国の条例準則では、従来から無償貸付け等の対象に私人が規定されており、多くの自治体も同様の規定となっております。
それでは最初に別冊の参考資料で御説明をさせていただきます。参考資料の8ページをお開き願います。1の改正の理由ですが、物品を譲与することができる対象等を拡大するために条例を改正しようとするものであります。2の改正の内容ですが、関係条項は第6条及び第7条であります。これまでは公共団体または公共的団体に限り物品の譲与、減額譲渡、無償貸付けまたは減額貸付け、以下物品の譲与等といいますが、これを行っておりましたが、公益上の必要がある場合については私人にも物品の譲与等を行えることとするものであります。このほか文言の整理を行うものであります。3の施行期日ですが、公布の日から施行するものであります。なお、新旧対照表につきましては9ページから10ページに掲載しておりますので御参照を願います。
それでは議案書にお戻りいただきまして6ページであります。財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例。財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例(昭和39年音更町条例第25号)の一部を次のように改正する。
第2条第1項中「一に」を「いずれかに」に、「価格」を「価額」に、「こえる」を「超える」に改め、同条第2項中「価格」を「価額」に改める。
第3条中「一に」を「いずれかに」に改め、同条第4号中「その他」を「その他の」に改める。
第4条中「一に」を「いずれかに」に改め、同条第2号中「貸付」を「貸付け」に、「供しがたい」を「供し難い」に改める。
第6条中「一に」を「いずれかに」に改め、同条第1号中「公共的団体」を「私人」に改める。
第7条中「公益上」を「、公益上」に、「公共的団体」を「私人」に改める。
附則でありますが、この条例は、公布の日から施行する。
続きまして予算案について御説明いたします。予算書の32ページでございます。
下段の2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の予算額につきましては14億878万8千円で、前年度対比1億8,235万9千円の減でありますが、この主な要因としては
役場庁舎耐震改修及び増築事業費の減によるものであります。
内容につきましては説明欄で御説明をさせていただきます。パートタイム会計年度任用職員の経費といたしまして39名分の報酬のほか、期末手当等、それから社会保険料等であります。
集中管理車購入費につきましては、新たにプラングインハイブリッド車の購入を予定しております。この車は100ボルト1,500ワットの電源コンセントを標準装備しておりまして、災害用として停電時に利用することも想定しております。
集中管理車維持費につきましては、総務課が管理しております普通乗用車やバンなどの燃料費のほか、車両の維持費であります。
次のページに参りまして、庁舎管理費につきましては庁舎管理委託料など施設の維持管理費であります。
役場庁舎耐震改修及び増築事業費につきましては
役場庁舎耐震改修及び増築工事で、内訳につきましては建築主体工事、電気設備工事、機械設備工事及び工事監理委託業務で、令和2年度に支払う出来高予定額は10億5,096万8千円であります。このほか令和3年度に予定している庁舎北側駐車場造成工事の実施設計委託料として400万円、第1・第2委員会室の音響設備の整備費用として120万円、
役場庁舎耐震改修工事に伴う会議室等の机、椅子等の備品購入費用として993万6千円、5月に実施予定の3回目の引っ越しに係る費用として517万1千円で、合計10億7,127万5千円であります。
一般管理事務費につきましては郵便料や電話料であります。
使用料等審議会費から行政不服審査会費につきましては総務課で所管しております審議会等の開催経費であります。そのほか十勝町村会負担金などの経費を例年どおり計上しております。
次に、2目の職員厚生費の予算額につきましては1,559万8千円で、前年度対比43万9千円の増でありますが、この主な要因といたしましては職員健康対策費の増によるものであります。
職員研修費につきましては、職場研修や委託研修など職員の各種研修費用であります。
職員健康対策費につきましては健康診断の費用であります。
なお、職員の派遣につきましては、新年度は新たに3年間の予定で十勝広域水道企業団へ職員を派遣することとしております。また、北海道との人事交流による職員派遣は2年目となります。
次のページに参りまして3目の電算情報管理費の予算額につきましては1億286万8千円で、前年度対比3,566万8千円の減でありますが、この主な要因としては
役場庁舎耐震改修及び増築関係事業費の減によるものであります。
住民記録等基幹システム管理費につきましては総合行政システムの使用料であります。
社会保障・税番号制度対応費につきましては、自治体中間サーバープラットフォームの負担金であります。
町税の賦課・収納管理費につきましては、町道民税等の課税に係る業務委託料負担金及び税収納支援システムに係る費用であります。
庁内LAN管理費につきましては、主に職員が使用いたしますパソコンやネットワークの維持管理に要する費用であります。
財務会計管理費につきましては、財務会計システムの利用料であります。
北海道電子自治体共同システム運営費につきましては、道内全ての市町村で組織されている北海道電子自治体プラットフォーム及び電子申請システムなどの運用経費であります。
次に、4目の防災諸費の予算額につきましては4,760万7千円で、前年度対比9,446万9千円の減でありますが、この主な要因としては
防災行政無線整備事業費の減によるものであります。
自主防災組織活動用品整備事業費につきましては、年次計画でレスキューセットなどの防災資機材と地域防災倉庫を6カ所整備することとしておりまして、令和2年度は共栄及び音更地区に各2カ所、柳町及び木野南地区に各1カ所の合計6カ所を予定しております。
災害用備蓄関係整備事業費につきましては、年次計画で災害用備蓄品の整備を進めております。食料備蓄としてアルファ化米と缶詰パンなどのほか、新たにアレルギー対応食品を整備いたします。
防災行政無線整備事業費につきましては、令和元年度から2カ年の計画で整備を進めておりますが、令和2年度は対象となる世帯のうち希望する世帯に戸別受信機の無償貸付けを行います。昨年の受付では約300件の申請があり、既に400台は発注済みで、7月に納品予定となっております。その後速やかに供用開始したいと考えております。
なお、今後無償貸付けの対象拡大を予定していることから、拡大分200台を追加し、合計600台分を予算計上しております。また、新たに防災行政無線連携システムを整備し、登録制メールにより戸別受信機からと同じ情報を携帯電話やスマートフォンでも受けることができる仕組みを構築いたします。
次のページに参りまして、5目公平・固定資産評価審査委員会費につきましては、後ほど監査委員事務局長から御説明いたします。
6目の開町120年記念事業費の予算額につきましては1,707万7千円で、前年度対比1,317万円の増でありますが、この主な要因といたしましては、記念式典及び各種記念事業に係る費用の増によるものであります。
本町は明治34年に音更ほか二村戸長役場が設置されてから令和2年度に120年の節目の年を迎えます。この節目の年に、音更町開町110年記念事業と同様、記念式典を中心とした記念事業及び町歴史編さん事業を中心とした音更町開町120年記念事業を実施しようとするものであります。記念事業の実施体制につきましては、職員による実行委員会を設置し、具体的な記念事業の実施について検討を行います。
町史の編さん事業につきましては、令和4年度に刊行予定の音更100年史の続編となる町史編さんに係る業務委託料などの令和2年度分の費用であります。
記念式典費につきましては、10月15日に開催する記念式典における来賓賄い等の費用であります。
記念表彰費につきましては、記念式典において行う記念顕彰及び記念表彰に係る記念品等の費用であります。
記念事業費につきましては、NHKのど自慢の開催、記念式典出席者への記念品、OOJC記念事業、音更いちょう祭り、文化事業記念講演、各種スポーツ大会での記念メダルの授与、団体等のイベント補助などの費用であります。
その他事務費につきましては、新聞広告料、懸垂幕など記念事業に係る事務経費であります。
次のページに参りまして、2項徴税費、1目税務総務費の予算額につきましては3,703万2千円で、前年度対比121万3千円の増でありますが、この主な要因といたしましては評価替えに係る委託料の増によるものであります。
パートタイム会計年度任用職員につきましては、確定申告の受付業務に係るパートタイム会計年度任用職員7名分の報酬であります。
路線価価格等算定委託料につきましては、令和元年度に実施いたしました標準宅地鑑定評価委託業務の結果をもとに令和3年度評価替えに向け、土地の路線価の算定を不動産鑑定士に委託するものであります。
このほか、各種負担金、町税過年度還付金などであります。
2目の収納管理費の予算額につきましては442万4千円で、前年度対比23万7千円の減でありますが、この主な要因といたしましては、十勝市町村税滞納整理機構負担金の減によるものであります。
パートタイム会計年度任用職員につきましては、帯広税務署において国税還付金差し押さえ事務を行うパートタイム会計年度任用職員の報酬で、音更、幕別、芽室で3年に1回の当番制で実施しており、令和2年2月から4月が音更町の当番となるため、4月分を令和2年度の予算として計上するものであります。
十勝市町村税滞納整理機構負担金につきましては、収納実績や均等割と件数割により算定したものでありますが、令和2年度は引き継ぎ件数を5件減らしております。
その他事務費につきましては、旅費、消耗品費、印刷製本費など収納事務に要する事務費であります。
次のページに参りまして、3項消防費、1目常備消防費の予算額につきましては5億4,859万9千円で、前年度対比1,841万9千円の増でありますが、この主な要因としては音更町分担金の増によるものであります。
とかち広域消防事務組合負担金でありますが、音更町分担金は、組合を構成する市町村が負担する議会費、高機能司令センター維持管理費、消防局勤務職員の人件費など消防局運営に関する共通経費でありますが、新たに組合ネットワーク構築に係る経費が増となっております。
音更消防署費につきましては、音更消防署における職員52名の人件費のほか、庁舎維持管理費や消防車両維持管理費であります。
音更消防施設費につきましては、消防水利維持管理費であります。
公債費につきましては、平成28年度に更新しました化学消防自動車に係る償還金及び化学消防自動車と救助工作車購入の借入に係る利子であります。
2目の非常備消防費の予算額につきましては4,652万9千円で、前年度対比138万5千円の増でありますが、この主な要因としましては、消防団創設100周年記念事業費の増によるものであります。
消防団員159名の報酬、活動旅費につきましては、災害出動や各種訓練及び団員の研修や会議に伴う費用弁償及び旅費であります。
被服等整備費につきましては、入退団に伴う消防団員の活動服等の整備経費であります。
分団庁舎維持管理費につきましては、7カ所の消防会館等に係る施設維持管理費であります。
車両関係費につきましては、各分団に配備しております消防車両11台に係る燃料費や車検整備費などであります。
北海道市町村総合事務組合負担金につきましては、団員の公務災害補償及び退職報償金支給などの制度に対する負担金であります。
北海道消防協会等負担金につきましては、音更町消防団として加入しているもので、その負担金であります。
コミュニティ消防センター運営交付金につきましては、木野及び東士幌の2カ所の運営交付金であります。
音更町消防団創設100周年記念事業費につきましては、記念事業の実施に係る記念品費、記念史の作成費、備品購入費等であります。なお、記念式典及び記念祝賀会は6月の28日に開催する予定であります。
その他事務費につきましては、消防団事業、行事及び事務に関する消耗品などであります。
3目の消防施設費の予算額につきましては30万円で、前年度比5,670万円の減でありますが、この主な要因といたしましては消防防災庁舎改修事業費の減によるものであります。
水利関係費につきましては消火栓の移設等の負担金であります。
次のページに参りまして4項選挙費、それから5項監査委員費につきましては後ほど各事務局長から御説明いたします。
以上、総務部所管の説明を終わります。御審査をよろしくお願いいたします。
43 ◯委員長(山川光雄君)
次に、選挙管理委員会所管分について、佐藤選挙管理委員会事務局長。
44 ◯総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤泰史君)
それでは、2款総務費、4項選挙費について御説明申し上げます。予算書の38ページをお開き願います。
1目選挙管理委員会費の予算額につきましては93万8千円で、前年度比17万7千円の減でございますが、これは選挙管理委員4名の委員活動に伴います報酬及び費用弁償、その他事務費が主な内容でございます。
参議院議員選挙費、道知事道議選挙費及び音更町議会議員選挙費につきましては科目の廃止でございます。
以上、選挙費についての御説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
45 ◯委員長(山川光雄君)
次に、監査委員事務局所管分について、松井監査委員事務局長。
46 ◯監査委員事務局長(松井義裕君)
それでは予算書の35ページの中段をご覧いただきたいと思います。35ページでございます。中段をごらんいただきたいと思います。
5目公平・固定資産評価審査委員会費でございますが、予算額58万7千円につきましては、公平委員及び固定資産評価審査委員それぞれ3名分の報酬、費用弁償等でございます。前年度に対し3万9千円増額となっておりますが、これは固定資産評価審査委員会の運営研修会が令和2年度は開催地が道外となったことによる委員の費用弁償及び職員の旅費の増によるものでございます。
恐れ入りますが38ページをお開きいただきたいと思います。38ページは下段でございます。5項監査委員費、1目監査委員費でございますが、予算額334万7千円につきましては、代表監査委員及び議選監査委員の報酬、費用弁償のほか、十勝町村等監査委員協議会の負担金等でございます。
以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
休憩(午前10時38分)
47 ◯委員長(山川光雄君)
ここで休憩をいたします。10時45分再開とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
再開(午前10時47分)
48 ◯委員長(山川光雄君)
休憩前に引き続き会議を続けます。
説明が終わりましたので質疑を行います。質疑ありませんか。
阿部副委員長。
49 ◯副委員長(阿部秀一君)
総務管理費のなかのですね、総務費の一般管理費について御質問させていただきたいと思います。こちらの右枠の節のところにですね、報酬のところに7,193万3千円という額と3節職員手当等に3,872万8千円というということで、こちらの内訳について先ほどご説明がありまして、右側の説明の箇所のなかにパートタイム会計年度任用職員の額として6,406万円とパートタイム会計年度任用職員の期末手当等で5,393万6千円という、こちら金額が計上されているんですが、先ほどのこの節の合計額とこのうち内訳説明の合計額とこちら差額がでるもので、その差額の内容についてお答えいただけますか。
50 ◯委員長(山川光雄君)
川田総務課参事。
51 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
まず右側の欄のパートタイム会計任用職員の報酬とその次の段のパートタイム会計年度職員の期末手当等と。こちらの内訳についてのご質問だと思います。まずパートタイム会計年度職員の報酬というものがですね。そのまま6,406万円ということで書いてございまして報酬のうちにでしてその分が含まれているということになります。パートタイム会計年度職員の期末手当等についての5,397万6千円の内訳でございますが、こちらにつきましては、報酬という部分のところから、時間外手当480万、あと報酬の科目から特殊勤務手当の10万円と職員手当等のところから期末手当というところで3,872万8千円。あと旅費から通勤手当というところで1,034万8千円、これらを合計いたしまして5,397万6千円というような内訳となってございます。以上でございます。
52 ◯委員長(山川光雄君)
阿部副委員長。
53 ◯副委員長(阿部秀一君)
2点目の質問になりますが、一般管理費のなかで4節共済費こちらが6,470万円と記載されておりまして、こちらが右枠の説明の中で会計年度任用職員社会保険料等で6,470万いうふうになっておりますのでこれが残るかと思いますが、今回会計年度任用職員、本年度から令和2年度から移行するにあたりまして、新たに設けられた制度として共済に関して、共済組合への加入というものが設けられた制度であり、またそれについては勤務される方にとってはメリットがあると思いますが共済組合に加入される会計年度任用職員方がいるのかどうかということと、また、いる場合に人数が何人なのかお答えください。
54 ◯委員長(山川光雄君)
川田参事。
55 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
共済組合の加入に関する御質問ということでございますが、こちらのですね一般管理費のほうで計上しております会計年度任用職員の費用につきましては、パートタイムの会計年度任用職員の分ということになってございまして、こちらのほうで共済に加入する職員の経費については計上してございません。共済に加入する職員に関する費用につきましては職員費のほうで計上しておりましてフルタイム会計年度任用職員の共済費のほうで約30名ほど計上、失礼しました。38名分の計上をしてございます。以上でございます。
56 ◯委員長(山川光雄君)
阿部副委員長。
57 ◯副委員長(阿部秀一君)
ありがとございます。38名ということで、共済組合の加入にあたっては引き続き3年在職という基準が設けられていると思いますので、職員費のほうで計上がなされているということがわかりましたので。ただこれからですね、3年という基準に、年度途中において実際に途中の採用の方がこの基準に該当するケースが想定されるのかどうか、また、そういったケースが想定された場合にその必要額が計上されているかどうかについてお答えください。
58 ◯委員長(山川光雄君)
川田総務課参事。
59 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
すみません。先ほど申しました答弁で1つ訂正をさせていただきたいところがございます。38名という人数なんですけども実際30名ということで修正をさせていただきます。今現在共済加入の条件というものが1年継続後ということになってございまして、今年度の予算計上は職員費のほうでも説明すると思いますが現在1年継続されるものと、これから継続されるものが今年度分ということで2年度分の対象者についての経費を計上しているということになります。以上です。
60 ◯委員長(山川光雄君)
他に。山本委員。
61 ◯委員(山本忠淑君)
役場立派になりましたから庁舎管理費さぞかし増えるだろうなとちょっと感心をもったんですが、2千万くらい管理費増えておりますけれども、内容を見ますと大半が電気料なんですね。電気料が700万が2,800万になっているというのはちょっとエアコンが全庁っていってもそんなに上がるのかなと思って。不思議なんですがその辺のご説明をいただきたいと思います。
62 ◯委員長(山川光雄君)
佐藤総務課長。
63 ◯総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤泰史君)
庁舎の工事に伴いまして施設がオール電化ということでいままで暖房が重油とか使っていたものが今度エアコンになります。それで庁舎の面積が広がったということもあるんですけども、電気代は委員おっしゃるとおり大幅に増えています。で、そのほか夏場で申しますと、これまでの庁舎であればですね、そもそも冷房の設備がない状態だったんですけれども、新しい庁舎につきましては改修した増築等を含めてなんですけども夏場も冷房がきくと。そういったことで電気料のほうは大幅に上がっております。一方でですね、先ほど申しましたとおり給湯ですとか暖房ですとかそういったものも電気で賄うのでその分が上がってはいるんですけども、それまで使った重油ですとかそういったものが逆に減になる要素ではあるんですけども、庁舎の工事がまだやっている最中で今年の5月に3回目の引っ越しをして、さらにそこからまた工事をして12月末の完成ということでそれまで使用料のほうが今まで我々が想定していた。もともとだいぶ増えるだろうと思っていたんですけれどもそれよりちょっと大きくなってはいるんですけれども。内容としてはそういった状況でございます。
64 ◯委員長(山川光雄君)
山本委員。
65 ◯委員(山本忠淑君)
まぁ駄目だといいませんけども管理委託料はかわらないんですね。提案はね。これだけ大きな庁舎になってそれはそれで従来どおりなのかということと、北電から電気買っていないんでしたっけ庁舎は。その辺の状況はどういうことになっておるんですか2つだけ。
66 ◯委員長(山川光雄君)
佐藤総務課長。
67 ◯総務課長併選挙管理委員会事務局長(佐藤泰史君)
管理委託料についてでございますが。施設の清掃ですとかの管理委託料については債務負担行為をとって5年間の契約でやっているんですけども、実際庁舎の工事に伴って面積が変わったりですとか、先ほど申しましたボイラーの業務が逆になくなったりしてその分で減になったりする分がございます。で業者さんのほうとはですね協議させていただいて変更契約ということで対応させていただいてまして、予算でいきますと若干管理委託料については若干の減になっているということでございます。電気料についてでございますが庁舎のほか、他の施設もそうなんですけども数年前から新電力ということで一般競争入札でここ数年やっているんですけども、庁舎につきましては新しい工事に伴ってオール電化ということになりますんでオール電化の割引等が受けられるということで役場庁舎については北電のほうに戻すというような形にしております。今回新年度の予算に計上させていただいている電気料につきましても北電のほうから供給を受けるということでございます。以上です。
68 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。次に不破委員。
69 ◯委員(不破尚美さん)
総務管理費の2目職員厚生費のところなんですが。33ページの職員健康対策費890万6千円となっておりまして。昨年と比較すると43万9千円ほど増えているということでした。先ほど主に健康診断などの費用だというご説明をいただいたんですが健康対策費のなかの具体的な内容をお伺いいたします。
70 ◯委員長(山川光雄君)
川田参事。
71 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
健康診断に関する内訳のご質問ということでございます。こちらにつきましては病院のほう今3件ほどと委託契約をしてございます。そちらのほうの町の負担分といいますか委託費について増額というようなことになりまして、その差額分が影響として出ているということでございます。内容につきましては総合健診ということで人間ドックのほうの委託費ということでございます。以上でございます。
72 ◯委員長(山川光雄君)
不破委員。
73 ◯委員(不破尚美さん)
健康診断人間ドックとか脳ドックの費用ということでしたがこの中にストレスチェックですとかそういったことは入っていないんでしょうか。
74 ◯委員長(山川光雄君)
川田総務課参事。
75 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
健康対策費の中でストレスチェックの調査費用については含まれてございます。以上でございます。
76 ◯委員(不破尚美さん)
職員のみなさんの健康について非常に大切な部分ですので。毎年のように超過勤務、職員数のことも含めて議論されてきています。そういった中でも急に解決できる問題ではないことと職員の方々の日ごろの努力など昨年の一般の質問を通して私もすごく身にしみて感じているところであるのと同時に、非常に気になるところでありまして。その際御答弁いただいたときに。さらに先日の山川光男議員の一般質問の際にも職員数は今後大きく増やす計画はないが町民サービスの更なる向上に向け努めているところという御答弁もいただいております。であるならば、なおさらのこと、もちろん認識もされていると思うんですが健康診断やストレスチェックを定期的にやっているからいいんだということではなくて。特に精神面、精神的な部分はわかりづらいところもあると思うので。また昨年令和元年度に専門医。精神保健医の配置をされたということなんですが。その後もちょっと実際に体調を崩している方もいらっしゃるというふうに私のほうで聞いているんですけれども、そのあたり把握ができているかということで。あのこのメンタルヘルス障がいを受けている職員の数。職場復帰の手立て。それからこの精神保健医の配置がされたがその役割と成果についてお伺いします。
77 ◯委員長(山川光雄君)
川田参事。
78 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
職員のメンタルヘルスに関する御質問ということで、現在体調不良ということで休職をしている職員につきましては、今現在休職中は1名おります。令和元年度で休職をしていた職員についてはそのほか2名おりましたが、1名は復職をしてございまして、1名は退職をしてございます。
メンタルヘルスの関係で、精神保健医の配置でどのような活用をということでございますが、毎月月末面談する機会を設けてございまして、精神保健医の方に来庁いただきまして、その際に町のほうから御依頼をして面談をしていただいてございます。今年度につきましては延べこれまで21組ほど面談を受けてございまして、精神的な内容ですとか現在いる職場での仕事、職務に対してどのような対応をしていったらいいのかとか、そこそこさまざまな内容についての面談をさせていただいてございます。今後も精神的な悩み、ストレスチェック等の結果等も踏まえて面談を継続していって、職場の安全衛生管理等を十分配慮して、職員の健康等にも配慮したものを継続してまいりたいということを考えてございます。
以上です。
79 ◯委員長(山川光雄君)
不破委員。
80 ◯委員(不破尚美さん)
ありがとうございます。ただでさえ業務量が多い中で、昨年から引っ越し作業、そして春の確定申告や転勤のシーズンということで、また、今のコロナウイルス関係もございます。そんな中でこの新庁舎に訪れた皆さんの中には職員の方が余り挨拶をしてくれないですとか何となく元気がないと感じているという声もお聞きしております。こうした問題は行政も民間も問わず全て納得のいくようにはならないとは思うんですが、特に健康については、ぐあいが悪くなってから対策をとるのではなく、小野町長を初め部長、管理職の皆様を含めて体調を崩してしまう方が一人でも少なくなるよう、明るい職場環境を保っていただきたいと要望いたします。
以上です。
81 ◯委員長(山川光雄君)
要望として扱います。
ほかに。
山川委員。
82 ◯委員(山川秀正君)
それでは何点かお聞きをしたいと思います。まず1点目はパートタイム会計年度任用職員の関係で、先ほどやりとりがありましたからそこと重ならない部分ということで、会計年度任用職員、パートタイムというのは音更町の会計全体に何名いらっしゃるのか。総務費の中での39名と、あと7名とか、それぞれ所管ごとといいますか必要な部署によって配置されているんですけれども、そこのパートタイムの職員が全部で何名いらっしゃるのか。それから、フルタイムの任用職員が何名いらっしゃって、これは令和元年度と比較をしてどういう状況になるのかということを1点教えてといただきたいと思います。
あわせて、今までの形、雇用形態が変わる中で会計年度任用職員制度、それを運用するに当たっての留意事項という中で、先ほど共済という話もありましたけれども、期末手当等々が支給されると。そういう状況の中で、年額の報酬でつじつまを合わせるようなことはあってはならないというような運用のマニュアルが出ていると思うんですけれども、そういった点で、月額報酬、月額賃金等々が担保された上での期末手当というふうに理解していいのかどうなのか、まずこの点をお伺いしておきたいと思います。
それから次に、税の徴収の関係で、滞納整理機構91万ということですから、そういった点では大分減っているのかなというふうに第一印象としては思ったんですけれども、その部分で、ただ、私も議員に復帰してから何件か、滞納処分と、それからその後の対応という部分での要望が来て、役場の担当部署の皆さんとお話もしたことはあるんですけれども、この滞納整理機構と役場の徴税事務、収納に当たっているそういった職員の皆さんの対応、それから、そういった点で今どういう点を心がけているのかといいますか、ぜひそういった点での今留意していることについてお伺いをしておきたいと思います。
あわせて、今年度コロナウイルスの関係で税務相談、例年であれば3月15日で終わるのかなと思うんですけれども、1カ月延びたんですけれども、そこの対応をどうなさるつもりなのか、そこがちょっとわからないものですからお願いをしたいと。
それから、3点目は消防にかかわってなんですけれども、ちょっと聞くところによると来年度といいますか令和2年度から分遣所の職員配置をやめるというようなお話をお聞きしているんですけれども、それが事実なのかということと、今2カ所配置していると思うんですけれども、そういった2カ所の部分を廃止するということに対しての地元の合意だとかそういった点ではどういう状況なのか、この3点についてお願いをしたいと思います。
83 ◯委員長(山川光雄君)
川田参事。
84 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
まず会計年度任用職員の御質問についてでございますが、まず人数でございます。フルタイムの会計年度任用職員につきましては、人数は38名ということになってございます。パートタイムの会計年度任用職員につきましては、月額、日額、時間給を合わせまして延べ270名ほどということで、約300名分の予算を計上しているところでございます。
仕組みといいますか、会計上のお話になるんですけれども、会計年度任用職員の導入に伴いまして、フルタイム会計年度任用職員については給料と旅費及び一定の手当が支給をされると。パートタイム会計年度任用職員につきましては、報酬及び費用弁償が支給されるとともに期末手当の支給がございます。これに伴いましてこれまで賃金として支払いをしていたものが報酬というものに変わりまして、そこら辺については、これまで同様人数等の変化が、令和元年度との比較で申しますと、報酬等に移るということで余り変化はございませんが、手当等のところでやはり期末手当の支給が大きく影響をしてございまして、こちらについて、あと退職手当分の支給等もございまして、こちらについて令和元年度と比較して増加をするようなところでございます。
あと、年額について、期末手当が出るからといって、つじつまを合わせるようなことがあってはならないということでございますので、現在在籍をしていらっしゃる職員につきましては不利益とならないように、現状の給与水準を維持するというようなシステムというか制度にしてございます。
以上でございます。
85 ◯委員長(山川光雄君)
滞納について、佐藤収納課長。
86 ◯収納課長(佐藤浩好君)
2点目の滞納整理機構の関係でございます。ここ何年かの引き継ぎ案件でございますけれども、平成28年度、29年度は35件、30年度、31年度は30件と。31年度、令和元年度でございますけれども、30件を予定しておりましたが、実質25件ということで減らしております。令和2年度につきましても25件を予定しておりますけれども、今引き継ぎの最終段階に入ってございまして、さらに5件減らすような今動きでございますので、最終的には20件の引き継ぎになろうかと思いますけれども、今のところ25件ということでございます。このように年々引き継ぎ案件は減少傾向ということにあります。
その要因といたしましては、高額困難事案が減ってきているという部分と、広域的に取り組むような、そういう事案も少なくなってきているという部分がございます。機構に引き継ぐ、引き継がないにかかわらず、町としては初期対応も含めて納税対応をさせていただいておりまして、特に納付相談におきましては、納付相談の機会を充実するために休日、夜間の相談を随時やっておりまして、定期的には、時間延長の火曜日につきましてはなるべく職員が待機しているというような状況もつくって折衝機会と、たくさん相談機会を得ているということでございます。
その相談の場におきまして我々職員心がけていることが、滞納原因を明らかにすると。きちんと我々押さえるという上で、言うなれば生活再建型というんですか、どのように滞納者が納付できるかという部分を一緒に考えていくという、生活再建型というんですけれども、そういった納税相談を徹底しているというような状況をここ二、三年特に心がけているという状況でございます。
それにもかかわらず、なかなか納付したくてもできないという方は実際にはおります。そういう方につきましてはいろんな形で徴収猶予させていただいているという状況でおりまして、その一番多い部分が分割納付による納付でございます。なお、それでもなかなか納付に導けないという方につきましては滞納処分の執行停止等の対応を猶予としてさせていただくというような状況の対策、対応をさせていただいているという状況でございます。
以上です。
87 ◯委員長(山川光雄君)
申告日の延長について、白戸課長。
88 ◯税務課長(白戸智明君)
現在今申告をしております確定申告の受け付け関係の申告期限の延期等の関係でございます。
新型コロナウイルスの感染症拡大防止に係るということで、今般政府方針を踏まえまして、国税庁のほうでは
新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、申告期限については来月、4月16日まで延長されたというふうになってございます。音更町の税金等の町道民税につきましては、これらの関係も踏まえまして、町道民税の申告につきましては4月16日まで延長するという扱いをさせていただいております。なお、所得税の確定申告及び還付申告に関する関係につきましては、国税の所得税の関係になりますので、こちらのほうの書類等の提出等については帯広税務署さんのほうにさせていただくことになります。あくまで町道民税の申告につきまして4月16日まで延長させていただくというふうに進めて取り扱っております。昨日、3月10日に町のホームページのほうでも掲載させていただいて町民の方々に周知を図っているところでございます。よろしくお願いいたします。
89 ◯委員長(山川光雄君)
消防分遣所について、岸本総務部長。
90 ◯総務部長(岸本 保君)
消防署の駒場と温泉にある分遣所の山川委員のほうから廃止をされるというようなお話をされていたんですが、今考えているというか、今、令和2年4月1日から行おうとしていることについては、日中、8時45分から5時半までについては職員は今までどおりいます。ただ、夜間、それ以外の時間については各地区の消防団で対応していただくというようなことで考えております。いわゆるこれについては平成27年から地区区長さんあるいは消防団、それから消防後援会等と協議を重ねてまいりまして、令和2年の4月1日からはそういう体制でやらせてくださいということで御了解をいただいているということでございます。
以上です。
91 ◯委員長(山川光雄君)
山川委員。
92 ◯委員(山川秀正君)
一定ほぼ了解をいたしましたけれども、会計年度任用職員にかかわっては、不利益が生じないようにということはまさにそのとおりだと思っているんですけれども、要は、先ほど答弁の中でもちょっと触れていましたけれども、期末手当支給する分がそのまま年間受け取る報酬として増額になるのか、そこは一定のさじ加減があるのかというあたりをぜひお答え願いたいなと思ってお聞きをしておりますのでよろしくお願いをいたします。
それから2点目については、基本的なスタンス等々についてはまさしく私もそのとおりだというふうに思いますので、ぜひそこを、そういう納税相談、まずはそこを丁寧に行って納税者との良好な関係を継続していく、築いていくというあたりを、そこに最大限の努力もしていただいてということで、ぜひそういうスタンスを継続するように強く要望しておきたいと思います。
それから、3点目はちょっと私のほうも言葉足らずで申し訳ございませんでした。夜間の部分が地元消防団ということで、そこが地元合意できているということであれば、それは合意ができた上での移行というのであれば私もそこに異論を唱えるつもりはありませんけれども、具体的に地元消防団、6時以降というか、そこから早朝までの地元消防団の合意内容についてお教え願いたいと思います。
以上です。
93 ◯委員長(山川光雄君)
川田参事。
94 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
ではパートタイム会計年度職員の給与につきまして、全体で経費を変化がないというようなところでつじつまを合わせているということかという御質問ですが、決してそうではなくて、月額については現状の給与水準を維持すると。なおかつ期末手当分はその分上乗せというようなことにしてございますので、かなりといいますか、手取り、年収については増えるというようなことになってございます。
以上でございます。
95 ◯委員長(山川光雄君)
岸本部長。
96 ◯総務部長(岸本 保君)
消防団との合意内容というお話なんですが、基本的にそこの分遣所に職員は今はいて、交代でいるんですけれども、例えば夜間、4月1日以降については夜間はそこは誰もいなくなると。消防団の誰かがそこに詰めているということじゃなくて、あくまでも何か有事の際については消防署のほうから各担当する分団のほうに連絡が行って対応してもらうというようなことで対応していくと。
これについては、28年度に広域化されていますけれども、そういうところで、その災害に最も近い消防署から出動できるんだというような、そういう体制が整っておりますので、そろそろ分遣所についても分団のほうで対応していただけないかというところから始まっていますので、合意内容という特に文書で取り交わしたものはないんですけれども、対応については今までどおり対応すると。対応させていただくと。こちらからの連絡でもって分団が動いていただくというような内容で合意いただいているというふうに理解していただければと思います。
97 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。はい。
ほかにありませんか。
上野委員。
98 ◯委員(上野美幸さん)
2点ほどお伺いいたします。防災諸費の内容にかかわるのではないかなと思うんですが、まず1点目が、以前にも個人情報のことについての防災に対しての取り扱いについて町側でも今いろいろな検討をされているということで、町内会の中では町内会の中で解決しているとは思うんですが、町としては防災の個人情報についてどのような見解がなされているのかということが1点と、もう一点が、先ほどお話に出ていましたアレルギー食の対応食についてということで、この内容も教えていただけたらなと思います。
99 ◯委員長(山川光雄君)
加藤情報・防災課長。
100 ◯情報・防災課長(加藤義徳君)
それでは最初にアレルギー対応食品につきましてですけれども、こちらのほうは今年度から整備しますということでお話をしているんですけれども、アルファ米についてはもう既にアレルギー食品で対応しております。また、災害用の備蓄のパンにつきましてはアレルギー対応になっておりませんので、その分に代わるものとして今回米おこげ、これとライスクッキーのほう、量的には少ないんですけれども、数で100程度を用意させていただきたいということで整備していこうという計画でございます。将来的には一応300整備していこうかなというような考えを持っております。ちょっと済みません、時間をください。
101 ◯委員長(山川光雄君)
要援護者の情報ですか。要援護者の関係ですか、町内会の関係は。
岸本部長。
102 ◯総務部長(岸本 保君)
町内会にお渡しする要支援者の名簿というか情報のことだと思うんですけれども、それについては御本人から承諾をいただいた上で名簿にして各町内会等にお渡しすると。町内会にお渡しする際には、防災上のこと以外には決して使わないでくれというようなことをお願いをいたしまして名簿のほうはお渡ししているということでございますので、そこは個人情報は外に漏れないというふうに我々のほうでは思っているということで御理解いただければと思いますけれども。
103 ◯委員長(山川光雄君)
上野委員。
104 ◯委員(上野美幸さん)
ありがとうございます。実はこれはきっと所管の連携にもなってくると思うのですが、以前にも質問させていただいた救急医療の情報キットのことについて確認でした。前にこれは防災時のときに、個人情報の漏れとかそういうことではなくて、助けに行ったときに災害時や防犯にも役立つんではないかということで、このことについてどのように御検討していただけているのかなということと、そして今回こういうコロナみたいなことがあったときに、この情報キットは特に65歳以上のひとり暮らしの高齢者もしくは世帯、障がい者、健康に不安のある方ということで、これを所管同士で連携し合っていただいてぜひこの情報キット、前にもまだ在庫があるということで質問させていただいたときに言っておりましたので、まずはこのこういう方たちから始めていって町に広げていってはどうかなというような話を前にさせていただいたことがあります。また、幕別町ではほとんどの方がこれを所有して冷蔵庫に入っているという話もお聞きしたことがありまして、これも予算組がもう決まっているのでこれをまた広げてということではなく、防災に対してもこれは有効に利用できるのではないかなと思いますので、これは御検討していただいて、これは私の要望でもあるということです。
もう一つのアレルギー対応食についてなんですが、今お聞きしたところ100食程度で、これから増やしていくということだったんですが、これは種類もどんどんいろいろな意味で増やしていっていただきたいなという要望と、あとは、アレルギーの方をどう特定していくのかという、100食というのはアレルギーの方が大体何人ぐらいいてというような状況の中で100食を用意するのか、もしくは、まだちょっと試験的に100食程度を用意してどのぐらいこの災害があったときにはけていくのかというところを見ていくのかというのは私はちょっと今わからなかったんですが、実はアレルギー対応されている方というのは多くいまして、今、病院の受診に行っても薬局に行ってもアレルギーはありますかということで書く場面があるんですけれども、アレルギーというのはアナフィラキシー症候群というのがありまして、死に至る状況にもなるということで、これはこういう症状が出たらすぐ救急車で病院に運ばなければいけないというような症状も出る方もいます。
何を要望したいのかというと、そのようなアレルギー対応の名簿の予算を持ちながらこれを調べてもらって、防災になったときに誰がどう対応していくのかというのがすごく大切になってくるのではないかなということで、そちらのほうの予算もぜひ組んでいただきながらアレルギー対応食の数とかも検討していっていただきたいなということで要望いたします。
105 ◯委員長(山川光雄君)
キットの話も保健福祉部でしょう。それからアレルギーも保健福祉部。じゃアレルギーの人数だけ答弁。
岸本部長。
106 ◯総務部長(岸本 保君)
今回アレルギー対応食品を100食というんですか、用意すると。将来的には300というようなお話をさせていただきました。国の、全国的なアレルギーをお持ちの方の割合というんですか、というのは2%というふうに言われております。我々避難してこられる方については、想定は4千人の方が避難する、最大。それの2%ということで80なんですが、それの3食分で240、ちょっと多めに300ということで、当面はそういうことで今回は100整備させていただいて、行く行く300まで持っていきたいということです。
アレルギーを持っているか持っていないかの確認なんですけれども、これについては、そういう名簿をつくっておくというのが一番だと思いますが、それは避難されてきた段階でアレルギーがあるのかないのかというその場で確認をさせていただくというのが一番いいのかなと思います。その上で、もしアレルギーがあるんであれば、それに対応するものを提供すると。品数というか種類もいろいろあるんですが、基本的に今は主食の米については、アルファ化米についてはアレルギーに対応になっておりますのでこれはいいと思うんですが、先ほど課長から言いましたようにパンのほうが小麦アレルギーの方に対応していないものですから、それに代わるものとして今回ライスクッキーだとか米のおこげ、要するにお米の製品になってしまうんですけれども、そういうものを主食に代わるものとして整備させていただくと。
主食の以外のものでもアレルギー対応のものというのがいろいろ種類今出ていますのでそこも、今後どのようなものが出てくるかによって種類も検討させていただければなとは思いますけれども、当面数については全人口の2%程度という国の推計、これは推計値になると思いますけれども、これに基づいた計画ということで300を予定しているということで御理解いただければというふうに思います。
キットのほうはいいんですよね。
107 ◯委員長(山川光雄君)
いいです。
108 ◯総務部長(岸本 保君)
以上です。
109 ◯委員長(山川光雄君)
キットの関係は保健福祉部の所管になっておりますので。
上野委員。
110 ◯委員(上野美幸さん)
そうなんです。連携してまたがるというか連携していくことがきっと防災のことについてもすごく役立つなということと、2%の割合で大体というところもそのとおりだと思います。ただ、音更の町としてどういうふうに繊細な対応していただけるのかというところの要望を含めたお話なんですけれども、アレルギー対応食を用意していただくということはとても画期的なことだと思います。やはり子供たちから高齢者までということで体質が年齢によって変わっていくということで、大人であれば聞けば答えるという対応はできるんですけれども、子供であれば手に取るもの、手に取れるところに食べ物があると口に入れるというようなところもあるので、音更町として繊細な対応をしていただけるということで今お話しいただきましたので、ぜひそのようにしていただきたいなと思いますのでよろしくお願いいたします。
111 ◯委員長(山川光雄君)
ほかにありませんか。
方川委員。
112 ◯委員(方川克明君)
先ほど来会計年度任用職員の意見が出ています。それで、私から質問したいことは2点であります。確実に4月から新しい制度に移行していかなければならないものと。これまでの自治体で働く臨時的任用職員、嘱託職員などの非正規の職員が新しいパートタイム会計年度任用職員、新制度に4月から移行するに当たって、今、先ほど来答弁もあったわけですけれども、質問は2点であります。役場の職員労働組合とのこの問題にかかわる交渉については合意が今の時点でなされているのかどうか。
それから、新制度の移行に当たって、この間議論してきているんだと思いますけれども、総務省のマニュアルに示された内容が私は最低基準として考えていくべきでないかというふうに私は思っているんですけれども、役場の組合などとの話し合いにはそのようなことがベースに置かれて話し合われて4月1日に新制度に移行していくと、そのようなことになっていくのでしょうか。以上2点についてよろしくお願いします。
113 ◯委員長(山川光雄君)
川田参事。
114 ◯総務課参事(職員担当)(川田 誠君)
会計年度任用職員に関して労働組合との交渉についての御質問ということでございますが、まず、制度の設計をするに当たりまして労働組合との交渉は数回重ねてございます。最終的に全ての内容で合意というようなところは完璧ではないとは思うんですけれども、おおむねの制度設計については合意をいただいていると。一部休暇制度のところで、国のほうから、先ほど方川委員のほうからも御説明のありました総務省のマニュアルに沿った制度というところで組合の要求のほうと若干違うところがございまして、町のほうについても検討を重ねてまいった、あと近隣の町村の状況とかとも比較をしまして、全て総務省のマニュアルどおりという形にはなってございませんが、病気休暇のところにつきましては合理的な理由ということで、例えばインフルエンザ等に罹患した場合、今、当初6カ月までは年休、年次休暇が当たらないというような仕組みになってございますので、そこについては、病気休暇を有給で取得できるような制度を、国のマニュアルからは若干優遇しているところで町の制度として設けてございます。あとその他、子の看護というところで組合のほうからの要望がございますが、それにつきましては、合理的な理由というところの判断がなかなか難しいというようなこともございますので、現状としては国のマニュアルどおりというようなことで制度の設計をいたしているところでございます。
以上でございます。
115 ◯委員長(山川光雄君)
方川委員。
116 ◯委員(方川克明君)
2点についてはわかりました。それで私のほうからは、この4月からの新しい制度に確実に移行していくに当たって、町の理事者におかれましては、パートタイムへの移行に伴って勤務時間が短くなる者、または業務内容が変わらずに労働密度だけが増大していく、そのような実質的な賃下げにつながらないように心がけていただきたいというふうに思いますし、先ほど不破委員のほうからも、町民サービスを提供する町の職員、その体制の問題にかかわっていくわけで、職場における人員確保、特に働く会計年度任用職員の処遇についても、これからも道内、十勝管内の町村の状況等も比較しながら、均衡を図りながら当該職員の条件を維持していく、先ほど山川秀正委員から質問した部分についても、年額については不利益にならないようにという答弁もありましたので、その辺はよろしくお願いしたいというふうに思います。この点については要望であります。
以上であります。
117 ◯委員長(山川光雄君)
要望として処理します。
松浦委員。
118 ◯委員(松浦波雄君)
2点です。1点目は職員の健康対策と、2点目は防災関連になりますが、最初の職員の健康対策で、先般道北のある町で裁判がありまして、その中身は何かというと、パワハラを受けて職員が退職したと。訴えられて町が負けたということで、損害賠償を支払ったというようなことが報道されておりました。そこで確認したいんですけれども、こういうパワハラもしくはセクハラというのは非常になかなか表に出てきづらい、もしくは被害を受けたほうが泣き寝入りをしやすいというような事案が多いかと思いますが、町はこれに対してどのような対策を行っているのか。予算計上がもしあるのであればそれについて説明願いたいというのが、まずそれが1点。
2点目は、北海道総合行政情報ネットワークについて、私はこれは道とこちらを通信衛星等でつないでつながるネットワークだというふうに認識しておりますが、まず、今私が言った北海道総合行政情報ネットワークについてはそういうものなのか。そして、庁舎が今こうやって新しくなっておりますが、それは今機能しているのかどうかということについてお答えください。
119 ◯委員長(山川光雄君)
それじゃネットワークについて先に答弁。
加藤課長。
120 ◯情報・防災課長(加藤義徳君)
北海道総合行政ネットワークの衛星無線回線の今回更新が予算計上させていただいております。中身につきましては、今松浦委員から言われたとおり、道からうちのほうに、各市町村へそれぞれ警報情報とか地震の情報とか入ってきますし、うちらのほうとしましても、災害時、避難勧告なり指示なりの情報は北海道のほうに連絡すると。ましてや、あとは避難所開設とかいう情報についても北海道のほうに情報を入れるというような形をとっていまして、双方で連絡をとり合うというようなシステムになってございます。
あと機能しているのかというところでございますけれども、先般、元年度に古い庁舎から新しいほうへパラボラアンテナにつきまして、機器もそうですけれども、移設させていただいております。それにつきまして、今回、うちのほうで整備したのが平成8年でございまして、もう20年以上も経過してございまして、これは音更町だけが整備するんではなくて北海道市町村全部が北海道により、北海道の工事により実施してくださいということで各市町村が負担金を支払うというような形になってございますので、以上説明とさせていただきます。
121 ◯委員長(山川光雄君)
岸本部長。
122 ◯総務部長(岸本 保君)
1点目のパワハラ、セクハラ対策ということでございます。予算上それに特化したものを特に予算計上している訳じゃないんですが、来年度については研修の中でセクハラ、パワハラに対する対応の研修を予定しておりますので、研修費の一部がそれに当たるだろうというふうに思います。それから、この6月までに国のほうでセクハラ、パワハラに対応する指針を定めるということになりまして、市町村についてもそういう指針を定めるということで、それは新年度になって6月までには指針を定めるということで準備をしているということでございます。
現在は特にこれに対して相談窓口があるとかということはないんですが、人事異動に関して自己申告書というのを皆さん出していただけるような仕組みになっております。その中で日ごろ思っていることとか、そういうパワハラだとかセクハラに関することを、これはほかには漏れない情報ということで自己申告書の中に書いていただくというようなことで、中にはそれに近いものがあるというような自己申告なんですけれども、あることはあります。
そういう場合については人事異動等で、人事異動というか、そういう職員に対しては聞き取りというかそういうのもしながら、ただ、これは自己申告ですので、それを直接相手方に聞くということはなかなかできませんので、それなりに周りのほうに聞いてみるとか、それ以外の周りの職員に聞いてみるとかそういうことで今のところは対応はしていますけれども、幸い本町においてはそれほど大きな事件になるようなパワハラですとかセクハラというのは今は起きていないんじゃないかなというふうには認識はしておりますけれども、今後そういう研修あるいはそういう指針も定めながら対応していかなければならないだろうということは感じておりますので、なかなか難しいというかプライバシーに関することとか、あるいは言ったらちょっと後でまずいことになるんじゃないかとか、受けている側にそういう負い目があるのも困りますので、そういうところをなるべく取り除けるような研修ですとか仕組みづくりをしていければなというふうに思っておりますけれども、とりあえず来年についてはその研修をさせていただくということで考えているところでございます。
123 ◯委員長(山川光雄君)
松浦委員。
124 ◯委員(松浦波雄君)
やはりパワハラ、セクハラというものについてはなかなか難しいものがありまして、行っているほうはよくわからない、受けているほうがそのように感じるということであります。ある程度のガイドラインというのを、共通認識はやはり必要だと思うんです。教育を含め、来年はそういう何か研修とかあるようでございますが、そういうのはやはり必要なことなんだろうというふうに私は思っております。研修の予算化は来年かもしれませんが、できることは速やかにやっていただければというふうに思います。
次に先ほどのネットワーク関係でございますが、もう一つ確認なんですが、それはテレビ会議、これができるようなシステムになっているんでしょうか。少なくとも私は振興局に行って見たときはテレビ会議やっていたように見えたんですが、町はどうなっているんでしょうか。
125 ◯委員長(山川光雄君)
加藤情報・防災課長。
126 ◯情報・防災課長(加藤義徳君)
北海道総合行政ネットワークシステムの中ではテレビ会議というのは利用されておりません。
以上です。
127 ◯委員長(山川光雄君)
松浦委員。
128 ◯委員(松浦波雄君)
そういうものであれば仕方がないと思うんですけれども、特にこういうコロナ対策等を含めてテレビ会議というのはやはり検討すべきものなのかなと思っております。当然音更町だけがそれをやってもしようがないので、これについては道のほうに要望してほしいとは思うんですけれども、私は最初総括質疑のところでお答え願えればと言った一つに、職員の保護と、それと業務継続というのがございます。やはりそれを含めてそういうシステムがあれば、職員を例えば札幌で集まるとか、そういうことは避けられるんです。なおかつ情報の共有ができる、認識ができるということでございまして、これについては町がどうのこうのできるものではないとは認識しておりますが、ぜひ道もしくは国等に要望を上げていただければということを要望して終わります。
129 ◯委員長(山川光雄君)
要望として処理いたします。
ほかにありますか。
小澤委員。
130 ◯委員(小澤直輝君)
2点ほど御質問します。まず防災のところなんですけれども、これは確認になるんですけれども、町政執行の方針のところで、国土強靭化地域計画を策定するということになるんですけれども、これは防災課が担うのか、それに伴う予算を今後計上するのか。
もう一点、電算情報管理費のところなんですけれども、今ほとんどそういった電算システムで個人情報を扱っている、管理していると思うんですけれども、今そういった中でウイルスとかハッキングとかさまざまな、そういった個人情報が流出するという危機管理の問題がありまして、その辺の部分の予算もしっかり組まれているのか、また、職員の危機管理に対する対応、指導というのはどういうものになっているのか、2点お聞きします。お願いいたします。
131 ◯委員長(山川光雄君)
岸本総務部長。
132 ◯総務部長(岸本 保君)
1点目の国土強靭化計画策定するのかということだと思います。予算上は、その策定に関する予算というのは今回は計上はしていない。ありません。どこがこの計画をつくるのかということなんですが、どこがというよりか、これは庁内、役場の中全体にかかわる計画なものですから、取っかかりは防災のことになると思いますけれども、総合計画との兼ね合いというか、もありまして、企画課と、それから情報・防災課が中心となって令和2年度中には策定をする予定ではおります。
この策定については、既に策定済みの市町村においては、外部に委託することなく、直営という言い方がどうかはわかりませんけれども、職員の手で計画を策定しているところが多くございます。ということから、企画が中心になると思いますけれども、企画課と情報・防災課と、それから各関係課を含めて我々職員の手で計画のほうは策定するという予定になっております。
以上です。
133 ◯委員長(山川光雄君)
危機管理について、加藤情報・防災課長。
134 ◯情報・防災課長(加藤義徳君)
情報システムの関係で、今個人情報の危機管理という部分でございますけれども、庁舎ネットワーク関係費の中で委託料としましてセキュリティークラウドの運用報酬ということで、こちらの中で道内の自治体がこちらのほうに入られて、これでセキュリティーに対しての、個人情報に対しての保守を行っております。またあと研修としましては、個人情報の職員研修につきまして、新人の方につきましてセキュリティー対策についての研修会などを行っているというところが実態でございます。
以上です。
135 ◯委員長(山川光雄君)
小澤委員。
136 ◯委員(小澤直輝君)
ありがとうございます。国土強靭化の計画というのは国のほうでも各市町村に努力義務ということで課せられているもので、既に十勝管内の町村でも策定されているところあるんですけれども、その中で、職員の手で策定するといってもやっぱり専門家の声を聞くとかそういったことが必要ではないかなと私は思っているんですけれども、そういったことを考えているのかどうかということと、あとセキュリティーのところの対策では、新人の方に研修しているということなんですけれども、日々目まぐるしくこういった電算システムというのは非常に変わってくるので、常に新しい情報というのを取り入れていかないとなかなか難しいのではないかなというふうに思っております。一番怖いのはやっぱり個人情報の流出というのが行政、また企業等で実際に起きているんですけれども、その数が非常に膨大な数になっている部分がありますので、職員のそういった対応、新人だけじゃなく、ほかの中堅の職員も含めて対策をしてはいかがかなというふうに思いまして、要望として出します。お願いいたします。
137 ◯委員長(山川光雄君)
じゃ1点目だけですね。
138 ◯委員(小澤直輝君)
はい。
139 ◯委員長(山川光雄君)
岸本部長。
140 ◯総務部長(岸本 保君)
専門家の意見を聞く、そういう場面が必要だということなんですが、今のところ考えているのは、そういうことは考えていないんです。あくまでも北海道で強靭化計画のひな形というんですか、そういうものをつくっておりますのでそういうものと、それから、もう既に策定をされております市町村などの例を参考にしながら作成をしていければなというふうに思っております。先ほども申し上げましたけれども、地域防災計画、それから町の総合計画、こういうものと密接にかかわりが出てくることから、企画課と情報・防災課が中心となって連携して作業を進めるということで考えているということで御理解いただければと思います。
141 ◯委員長(山川光雄君)
ほかに質疑ありますか。
なければ、本款及び議案第21号に対する質疑を終わります。
休憩(午前11時59分)
142 ◯委員長(山川光雄君)
昼食休憩といたします。1時再開といたします。
再開(午後 0時57分)
143 ◯委員長(山川光雄君)
少し早いんですけれども、皆さんお集まりでございますので、ただいまから休憩前に引き続き会議を開きます。
第3款企画費を議題といたします。
説明を求めます。
渡辺企画財政部長。
144 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
それでは、予算書の39ページをお開きいただきたいと存じます。3款企画費について御説明をいたします。
企画費につきましては前年度と比較しまして全体で5,497万3千円の増となっております。これについては、
ふるさと寄附金関係費、また、統計調査費の増が主な要因でございます。
それでは1項1目企画費について御説明をいたします。説明欄3行目の十勝圏活性化推進期成会負担金につきましては、十勝管内の活性化に資する事業及び制度の創設や改正など、圏域として要請を行う期成会への負担金であります。
また、下段の十勝圏複合事務組合負担金(広域事業運営分担金)につきましては、圏域の広域事業を推進する十勝圏複合事務組合への負担金であります。
次に路線バス維持対策補助金につきましては、生活路線バス運行事業者である十勝バス及び拓殖バス合わせて15路線の収支不足に対する沿線自治体の負担割合による補助金であります。
コミュニティバス運行事業費につきましては、市街地におけるコミュニティバスの運行に係る十勝バス及び拓殖バスへの運行経費助成金のほか、路線図の印刷費などであります。
下段の農村地域予約制乗合タクシー運行事業費につきましては、本年度から本運行に移行いたしました農村地域における予約制乗合タクシーの運行に係る音更タクシーへの運行経費助成金及び周知用パンフレットの印刷費などであります。
2行下の総合計画策定関係費につきましては、第5期総合計画の計画期間が令和2年度で終了することから、3年度からの新たな第6期計画及び第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に係る費用であり、総合計画審議会委員20名の報酬及び費用弁償のほか、計画策定支援に係る委託料などでございます。
3行下のまちづくり推進対策費につきましては、町が抱える課題やまちづくりを推進するために取り組むべき施策をテーマとした講演会等の開催に係る費用であります。
3行下の
ふるさと寄附金関係費につきましては前年度の当初予算と比較しまして3,500万5千円の増となっております。寄附金につきましは、本年度の実績を踏まえ、件数にして3万1,710件、寄附額を4億円と見込んで積立金に計上をしております。また、謝礼品として1億6,215万円のほか、パンフレット等の印刷製本費、広告料、クレジット取り扱い手数料などを計上しております。
なお、当該年度に受け入れる寄附金につきましては、地域振興基金に積み立てるとともに、寄附の目的に応じて翌年度の予算で措置をいたします。また、全国からいただいた寄附金については、昨年に引き続きホームページで使途などを公表してまいります。
下段のふるさと介護福祉士育成支援事業費につきましては、介護福祉士に係る人材育成として、帯広大谷短期大学の社会福祉科介護福祉士専攻に進学する学生さんに対し授業料や教科書等の購入費、研修費の一部を支援するものであります。対象者は1年生、2年生それぞれ15名の計30名であります。
2行下の音更町・帯広大谷短期大学包括連携事業補助金につきましては、帯広大谷短期大学を希望する管外出身学生の募集を強化するとともに、人材育成など高等教育の充実を図るものであります。これまでの学生募集強化事業、地域コミュニティ活性化事業に加え、新たに短大と音更高校との連携事業に対する交通費の支援、また、介護福祉専攻の学生さんにこれまで町が行っていました在宅高齢者への電話サービスお元気コールを担っていただくなどの事業を実施いたします。
下段のたいとう・すみだ連携交流事業費につきましては、十勝管内18町村と東京都の台東区、墨田区が連携しまして関係人口の創出を図る地方創生交付金を活用した事業であります。十勝地域及び台東区、墨田区の人、企業、団体が一過性でない深い交流を持続的に展開することにより両地域の関係人口の創出拡大を目指すものであります。事業期間は5年間であり、令和2年度は食を通じた双方の交流推進と、十勝の魅力を東京で発信し、イメージアップを図る事業を実施いたします。予算額については全体事業費1,842万5千円に係る本町の分担金であります。
次に、2目の財産管理費であります。町有地測量等委託料につきましては、遊休町有地処分のための分筆測量等の委託料であります。
下段の町有地等管理費につきましては、町有地草刈り業務委託、また、旧昭和小学校校舎部分の施設管理のための暖房用ボイラー等の凍結防止工事などの費用であります。
建物災害共済分担金につきましては、役場庁舎をはじめ652件分の既設加入分及び令和2年度途中加入分の共済分担金であります。
2行下の基金積立金、また、下段の基金繰出金につきましては、積立基金及び運用基金から生じる預金利子、貸付金利子などを各基金に積み立て、または繰り出すものであります。
次に40ページをお開きいただきたいと存じます。中段の2項1目統計調査費であります。令和2年度は5年ごとに実施する国勢調査の実施年であり、2,037万5千円を計上しております。町内361調査区にかかる調査員358名及び指導員40名の報酬、また、印刷製本費等の事業費や郵便料等の役務費などであります。
また、下段のその他各種統計調査費として工業統計調査、学校基本調査、また、令和3年度に実施をいたします経済センサス活動調査の準備調査等を行います。
41ページに移りまして、3項1目広報広聴費であります。広報発行費につきましては「広報おとふけ」1万5,300部を毎月30ページから32ページ立てで発行する費用であります。
下段の町内会長会議費、また、下段の町内会交付金、3行下の町内会適正化推進事業補助金については、行政区制度の見直しに伴い、それぞれの名称を行政区から町内会に変更しております。
町内会長会議費については、前年度と比較して63万2千円の減となっておりますが、町内会長が特別職非常勤職員に該当しなくなったため、これまでの費用弁償及び日当を廃止したことによるものであり、予算額の5万6千円については永年勤続表彰等に係る費用であります。
町内会交付金につきましては181の町内会に対する交付金であり、従来の平均割を規模割に名称変更し、一律に5千円を増額するとともに、距離割については1キロメートル当たりの単価を300円から360円に増額いたしました。戸数割については1戸当たり1,100円で、変更はありません。これにより交付金全体では本年度の決算見込みから約108万4千円の増額となる見込みであります。
町内会適正化推進事業交付金につきましては、町内会の分割、統合に対する交付金であります。
その上の潤いと思いやりの地域づくり事業補助金につきましては、町内会等が取り組む地域づくり事業に対する補助でありますが、前年度と比較して60万円の増となっております。既存事業の拡充として地域福祉安全事業において町内会が実施する除排雪の補助率を従来の3分の2から4分の3に引き上げるとともに、地域交流事業では、対象となるイベントに子供からお年寄りまでが参加して交流を深める多世代交流事業を追加し、事業主体を従来の複数町内会から単独の町内会も可能として、使い勝手を向上させております。また、新規事業として町内会加入促進事業を設け、町内会未加入者への広報紙等の配布や声かけなどの取り組みに対して支援をしてまいります。
3行下のその他事務費でありますが、ホームページ全面リニューアルに係る委託料450万円を初め、町民活動保険料や新年交礼会開催経費などであります。
以上で企画費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
145 ◯委員長(山川光雄君)
説明が終わりましたので、質疑を行います。
平子委員。
146 ◯委員(平子勇輔君)
企画費、ふるさと応援寄附金の部分に関してです。大きな予算を組んでいただいていますが、返礼品を見ますと町の特産品ですとかお菓子ですとかいろいろなものが、音更の魅力的なものが多く返礼品として上がっています。そして、ほかには十勝川温泉の宿泊の部分に関してもお見受けすることができます。これ以外に音更町として音更町の魅力、物質的なものばかりじゃなく、音更の自然といいますか観光にかかわること、あとはアクティビティーというか体験的なものなんかも盛り込んではいかがかなと思いますが、いかがお考えですか。
147 ◯委員長(山川光雄君)
重堂課長。
148 ◯企画課長(重堂真一君)
ふるさと寄附金の返礼品なんですけれども、今おっしゃられたように音更の食を中心にラインナップしているわけでございますけれども、一部温泉の宿泊プランということで、金額の段階に応じて3セット用意してございます。プラス体験的なメニューも加えたいということで過去から検討はさせていただいているところでございます。その温泉の宿泊プランを仲介していただいている旅行代理店なんかにも相談を持ちかけてもきているんですけれども、なかなか実現には至っていないところでありまして、何とかアクティビティーですか、体験メニューを加えたいということで検討を進めているところでありまして、今その体験的な返礼品に特化したポータルサイトもございますので、そちらにもちょっと問い合わせをするなど実現に向けて検討をさらに進めてまいりたいと思っております。
149 ◯委員長(山川光雄君)
平子委員。
150 ◯委員(平子勇輔君)
検討していただくということなので、ぜひ音更の魅力をアピールしていただいて、見るもの、体験するものも音更町はすばらしいところですよというようなものを提案していただければと思います。
また、定住を前提とした体験型の体験住宅があると思いますが、お伺いすると、夏の利用が5件で冬の利用が1件だというふうにお伺いしました。こういうようなものも、もし可能であればアクティビティーとあわせて長期滞在するような形で提供するようなことは可能でしょうか。
151 ◯委員長(山川光雄君)
重堂課長。
152 ◯企画課長(重堂真一君)
移住体験住宅につきましては、昨年度から民間の住宅を借り上げして、移住を希望する方、検討している方に活用いただいているところであります。利用に当たっては1週間から1カ月の利用ということで、今おっしゃられたように夏場を中心に、夏場につきましては結構フル稼働的な形で御利用いただいております。ただ、秋以降はなかなか利用いただけないということで、移住体験用に用意している住宅でありますので、基本は移住を検討していただいている方を中心に利用いただきたいというふうに考えておりますが、ただ、あかしておくのももったいないですので、そういった希望があれば活用できないかといったことも含めて検討してまいりたいと存じます。
153 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。はい。
ほかにありませんか。
山本委員。
154 ◯委員(山本忠淑君)
1カ月ぐらい前ですか、町有地の柏寿台の町有地を宅地化するというマスコミ報道がございました。その件に関してでありますけれども、報道された内容は既に町側の方向づけが示されていたと思いますけれども、発信元はどこなのかなと私もちょっと考えているんですが、企画であるとすれば、先ほど測量費で町有地の測量という説明がありましたけれども、そこに結びつくのかどうかということと、明らかに大変夢のある大きなプロジェクトでありますから、十分検討されての発表だと思うんですが、どういうスケジュールで今後その計画を進められようとしているのか。予算には見えないわけでありますけれども、その辺についてどういう状況なのかをお聞かせいただきたいと思います。
155 ◯委員長(山川光雄君)
渡辺部長。
156 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
御質問の町有地の売却計画ということでございます。これについては、柏寿台地区にあります旧老人福祉施設の跡地を民間の力を借りて分譲にもっていきたいということでございます。これについては町長の町政執行方針でも取り上げておりまして、それが新聞記事につながったというのが実情でございます。
担当については普通財産を管理する財政課のほうで所管をしておるということでございまして、毎年町有地の売却というのは計画的にやっておりまして、それが今年は木野の民間の開発行為のところの町有地とか国道241の関係で売却をしておりますが、それの計画に基づいて来年度は柏寿台地区の町有地を売却したいということで計画をしたものでございます。
測量関係につきましては一定程度終わっておりまして、今の土地が5号道路の法面が一部食い込んでおりますので、そこを一部分割しなければならないという作業が残っておりまして、そういった費用はこの測量費に含まれております。
それからスケジュールについては、新年度に入りまして、民間の力を借りるということで提案型でいきたいと。それで、その考え方を所管の委員会に説明をして御理解を頂戴した上でプロポーザルに入っていきたいということです。そこから最速でいって、プロポーザルをして、そこから開発行為の手続がありますから、それをしていただいて、なるべく早いうちに住宅地の造成に結びつけたいと。令和2年度はやっぱりその造成にかかるだろうということで、令和3年度から家が建っていくようなことを今考えたいと思っているものでございます。
157 ◯委員長(山川光雄君)
山本委員。
158 ◯委員(山本忠淑君)
執行方針で示されたということでありますけれども、所管の委員会に説明がなかったということだと思うんですけれども、今のお話ですと、新聞報道は正確でないのかもしれませんが新年度の事業として取り組むというふうに明らかに書かれていると思います。
それで、そうであれば、これだけの大きな期待を持てるプロジェクトでありますから、なぜ企画の提案で予算の審査の中で説明をされないのか、その辺の事情が私はちょっと理解できないところでありますけれども、プロポーザル方式といいましても、当然測量、それから不動産評価、あるいは入札方式にするのか、事業者の決定する審査会はどういう形にするのかといったようなことが、私の考えだけでもいろんな方向に広げていかなければならないと思うわけでありますけれども、そういう段階についても今後企画だけでなくて、先ほど話がありましたように都市計画にも関係することなのかどうか、建設にも道路のこと、町道のことについても当然具体的な案を持ちながらプロポーザルにかけるという進めになるのかなと思っているわけでありますけれども、その辺についてはどのようにお考えなのか。今年度中ということであればもう少し具体的に中身を示されるべきでないかと思うんですが、どういうことでしょうか。
159 ◯委員長(山川光雄君)
渡辺部長。
160 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)
まず所管の委員会の対応でありますけれども、この関係については歳出予算ではないということもありまして、歳出予算では、一部測量費はありますけれども、毎年行っている土地の売却のスケジュールの中で行っていることでございますので、それについては新年度予算のこの予算委員会の中で土地売却収入なりで説明をしていたというのがこれまでの実情でございます。ですらか、当然そういったことをやるに当たって委員会のほうに相談はさせていただくんですが、それはプロポーザルをこのような、今、委員さんがおっしゃるようなどんなような形で進めるかと。そういったことを委員会のほうに説明して御理解をいただいて進めたいということでございます。
それから、当然開発行為になりますので建設部の、でき上がった道路なり施設は町が引き継ぐわけでありますから、建設の考え方も必要になりますので、その辺は庁内連携して進めていくという考えでございます。
161 ◯委員長(山川光雄君)
山本委員。
162 ◯委員(山本忠淑君)
こうした計画というのは私は早目に広くセールスをするといいますか、広めて、若い人方が住宅を持ちたいという思いがあれば、音更町にそういう計画があるんだということを少しでも早く知る機会を私は広く広めるべきだと思うんです。しかし、今回のことにつきましては、新聞報道は、これはマスコミが勝手にやったことなのか、ちょっとその辺がよくわからないんでありますけれども、あれだけの報道、1面ですよね。トップで報道されるということになれば、私はもっと内部で詰めた状況があると思いました。
今のお話ですと、町有地、町有財産を売却する一環なんだというお話ですけれども、その認識はちょっと理解できないんです。1戸、3戸の住宅を建てる、マンションを建てる用地を売却するということと違いまして、1万6千平米の土地を売却しようとされているとすれば、そこには少なくても20戸や30戸、いやもっとかもしれませんけれども、家が建つ用地だと思うんです、私は。ですから、今の御説明を聞いて、もっと町はこのことは、開発行為も関係することでありますし、大きなプロジェクトでありますから、なぜ今の説明の範囲なのかということは私は理解できないんです。町民の関心も非常に高いです。いつあそこに住宅が建てられる状況になるのかというのはもう関心持たれていると思うんです。
ですから、これから測量をして、そしてそれを経て、予算はこれだけの範囲で企画は提案をして所管の常任委員会に相談するという、プロポーザルを募集して事業者を決定する、民間の力を借りてというこの行為が、もっと町として大きなプロジェクトとして、道の駅並みですよ、これは。全く想像つかない訳です。1万6千平米の土地がいかほどの価値があるものか、財産価値があるものなのか。それも何ら報告されないであのマスコミ報道をされたということは、これはすっぱ抜かれたということなのか、それともそれはよしとしておられるのか、その辺はどういう考えでおいでになるのかお聞きしたいと思います。
163 ◯委員長(山川光雄君)
高木副町長。
164 ◯副町長(高木 収君)
柏寿台のまとまった土地の分譲計画を持っているということにつきましては、先ほど部長からもお話ししましたように、町長の執行方針の中で触れさせていただいております。
具体的な内容といいますか、今プロポーザル等という話もさせていただきましたが、そういった実際的な、具体的な内容については所管の、財産管理費なものですから、総務文教常任委員会さんがまず一義的な窓口なんですけれども、そちらのほうに事前にお話がなかったということについては、私たちのほうでそういう認識が甘かったのかなという部分もございますので、そこは謹んでお詫びしたいと思います。
改めてのお話になりますけれども、財産処分でございますので一応歳入の部分でございまして、歳入の部分ではこの予算委員会の中でも全体の中で御説明は一定程度させていただこうかなというふうには思っていましたけれども、今お話にあったような大きな、町全体にかかわるような事業という捉えもございますので、歳入という中で、この予算委員会の中で具体的な町の現段階での考え方を一定程度お示しさせていただければなというふうに思っておりますので、そこについては所管委員会のほうに予算の時期に、予算の説明のときに事前に具体的なお話を私たちのほうでしなかったということについては改めてお詫びを申し上げる次第ですけれども、今回の予算委員会の中で、歳入の中でまたお話をさせていただいて御意見等をいただければと思います。
その中で、新年度に向けて、そういった予算委員会での御議論を踏まえて、そのプロポーザルの方式とか、どういった売却方針なのかというようなことについても、またこれは新年度の中で具体的に詰めさせていただいて、そこはきっちり所管委員会さんのほうとも意思疎通を図りながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
165 ◯委員長(山川光雄君)
山本委員。
166 ◯委員(山本忠淑君)
まだ確認しておりませんけれども、歳入に関係するというお話でしたので、歳入につきましては後ほど説明を受けますけれども、少なくても測量費で町有地の測量をするという、その中にはこの柏寿台が入っていたということであれば、なぜそのときに所管にその旨をお伝えしなかったのか、これは本当に私は不思議だと思いますので、その点は、今後そういうことといいますか、もっと、画期的な、想定していなかったあれだけの広大な土地をどうするのかという思いをしている中で突然報道されたことでありますから、非常に期待感は大きい訳でありますけれども、その進め方についてはもう既に役場庁内横断的に検討されているというふうに私は思っていた訳でしたけれども、今日のお話ですとそれにまだ至っていないということであれば、これは本当に早急に取り組んでいただきたい、そして方向づけを決めていただきたい。
ただ、今の副町長のお話で新年度になってということでありますから、新年度に入ってから、具体的な方向づけを予算の数値と関係なしに補正等で考える状況を想定して新年度になってから進めるということなのか。その新年度で所管とあるいは協議するということがよく意味がわからないんですけれども。
167 ◯委員長(山川光雄君)
高木副町長。
168 ◯副町長(高木 収君)
歳出の測量の経費の部分でまずございますけれども、あの大きな区画なんですけれども、いわゆる宅地の部分にさわる測量はないんです。そこの5号道路に付随した部分の法面になっている、いわゆる町有地なんですけれども、その部分の整理をするという意味での測量費が関係するということでございまして、今回面積を確定するための測量等は、もうそれは入っておりませんので、それは確定しているということでございますので、そこはお願いしたいと思います。
新年度に入ってからの所管委員会とのかかわりという部分でございますけれども、町としては、歳入見込んでおりますので、これについては専門家のほうの御意見もいただきまして、おおよそこの面積だったらどのくらいの区画数がとれると。基本的には戸建て用地というふうに想定しておりますので、戸建て用地で優良な住宅地ということになれば一定の面積、坪数を確保したいと思っていますので、そうなれば必要な道路ですとかそういったこと、附帯地だとかを除いて何区画ぐらいとれるだろうかというような目算は立てております。
あと、いわゆる市場価格といいますか、ほかに宅地も民間の販売もされている部分もございますので、本町の部分については、本町地区については大きな民間の土地の売却しているところは今ないような状況でありますので、民間圧迫になるというふうには思ってはいないんですけれども、ただ、価格面で。
これは私たちが造成して宅地として、完成土地として売る考えは持っていませんので。あくまでも何区画できたら1区画当たりどのくらいの値段で売却して、宅地造成して売る人たちがちゃんと利益も取られるという中で一定の売却に向けての土地の値段の算出というのはさせていただいています。そういった、それはあくまでも基本的な部分でございますので。そういった考え方の中での歳入の内容について今回予算委員会の中でお示しをまずはさせていただきたいなと。
そして、プロポーザルを前提にしたいというふうに考えていますので、プロポーザルが是となれば、これは宅地を造成する業者さんが、1社とは限りません。土地を造成する土木関係の会社、あるいは建物を建てる会社、そして売却するというふうになってくるとコンソーシアムみたいなものも予想されますので、そこは柔軟な形で、企業体的なものを組んでいただいて応募していただけるような条件を設定したいなというふうに考えています。その中で民間のどういった区画でどういった人たちをそこに呼んでくるのかと、そういったアイデアをいただいていきたいと思っていますので、具体的な販売の方法とか造成の方法は、そこはまさにプロポーザルに委ねたいなという部分でございます。
ただ、今、繰り返しになりますけれども、基本的に何区画できる造成できるんじゃないかと。それについては総じてどのくらいだったら私たちが売却する価格として適切だろうかというようなその辺のことも一定の算定はさせていただいていますので、そこはこの委員会でお話をして、御議論もいただいた中で、具体的にはプロポーザル等の方式ですとかそういうことについては新年度のまた所管委員会の中でお諮りをして進めていきたいという趣旨でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
169 ◯委員長(山川光雄君)
山本委員。
170 ◯委員(山本忠淑君)
歳入のところでもう少し詳しくお話をいただけるということでありますので、私が先ほどから申し上げましたどのところまで提案があるのかわかりませんけれども、もう少し歳入の中で具体的なスケジュールとか、それからお考えになっている内容について明らかにしていただきたいと思います。
171 ◯委員長(山川光雄君)
ほかにありませんか。
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
休憩(午後 1時29分)
172 ◯委員長(山川光雄君)
説明員入れ替えのため休憩します。
再開(午後 1時32分)
173 ◯委員長(山川光雄君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
第4款保健福祉費を議題とします。
説明を求めます。
重松保健福祉部長。
174 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
それでは、4款保健福祉費の予算につきまして御説明いたします。予算書の41ページをお開き願います。
1項社会福祉費、1目社会福祉総務費でございますが、民生児童委員支援費は委員99人分の活動に要するものでございます。
特別生活援護費は、歳末法外援護費として400人分を見込んでいるところでございます。
社会福祉協議会補助金につきましては、災害ボランティアの養成やきめ細やかな権利擁護事業の推進などさらなる組織体制の強化を図るため、新年度から福祉専門資格を有する正職員1名を増員する人件費分として478万2千円のほか、新たな事業として、介護保険では対応できない話し相手や介護者不在時の留守番等を行う認知症高齢者見守りサポーター事業に16万7千円、空き家を利用して地域交流サロンを設置、運営しようとする団体に対して運営費を補助する高齢者ふれあいの家支援事業に65万円を計上しております。
次に、帯広厚生病院運営費補助金でございます。十勝管内の1市18町村で不採算医療4部門に対する運営費の補助を行うものでございます。全体の7割を帯広市が、残り3割を18町村が負担するもので、それに係る本町の負担分でございます。
42ページをお開き願います。
2目障がい福祉費でございますが、地域生活支援事業費は、市町村が実施主体となって地域の実情に応じてサービスを提供するもので、障がい者理解促進啓発事業をはじめ、ここに記載の事業を行うものでございます。
43ページになります。
自立支援給付費につきましては障がい者総合支援法に基づく国の法定サービスである障がい者介護等給付費、障がい児通所給付費、障がい者自立支援医療費などに要する費用でございます。
次に障がい支援区分認定審査会費は、本町を含む北十勝4町で共同設置している審査会の運営に係る費用でございます。
ひきこもり対策推進事業は、新たに専門の相談員に委託して役場庁舎と共栄コミュニティセンターにおいて月2回、予約制による来所相談を行うこととしおります。
次に、障がい者職場体験事業費は、事業所及び関係機関の協力を得て、一般就労を目指す障がい者の職場体験に係る経費でございます。
次に、障がい者通院等交通費助成金につきましては、五つの助成事業を継続実施するものでございまして、通園、通所、通院に係る費用について、月額3万円を上限とし、経済的負担を軽減しようとするものでございます。
社会福祉施設補助金(音更晩成園)(更葉園)につきましては、それぞれ施設整備に要した借入金の償還金に対する補助でございます。
十勝地区身体障害者スポーツ大会費につきましては、今年の7月31日に音更町総合体育館において開催予定の第53回大会の運営に係る地元開催町負担金等でございます。
子ども発達支援センター運営事業費につきましては、第1・第2子ども発達支援センターにおいて、児童発達支援、放課後等デイサービスなどの障がい児通所支援を行う社会福祉法人に対する委託料でございます。
44ページをお開き願います。
次に、2項高齢者福祉費、1目高齢者福祉総務費でございます。高齢者顕彰費、老人運動会等につきましては、生きがい敬老事業として継続して実施するものでございます。
続きまして老人保護措置費につきましては、養護老人ホーム入所者46名の措置費でございます。
次に、介護保険サービス利用者負担軽減対策費につきましては、低所得者の方の介護保険サービス利用に対する負担軽減に要する経費でございます。
介護保険特別会計繰出金は、介護保険給付に対する一般会計からのルール分のほか、人件費、事務費等について介護保険特別会計に繰り出すものでございます。
老人クラブ補助金につきましては、55単位老人クラブ及び連合会に対する補助でございます。
老人福祉施設補助金につきましては、社会福祉法人音更町柏寿協会の施設整備の借入金に対する補助でございます。
2目施設管理費につきましては、燃料費、光熱水費、管理委託料など施設の管理費でございます。
なお、地域包括支援センターを民間の事業者に委託することから目の名称を変更しております。また、3目介護支援費につきましては目を廃止しております。
続きまして3項児童福祉費、1目児童福祉総務費でございます。児童福祉施設運営事業者選定委員会費は、令和3年度から駒場保育園を民営化することから、事業者選定に係る会議開催経費でございます。
次に、施設型給付・地域型保育給付事業費でございます。
46ページをお開きください。
項目の最後、10行目になります。子育て支援施設等利用給付費につきましては、昨年の10月から実施しております幼児教育・保育の無償化に伴う認定こども園、幼稚園で実施する預かり保育と認可外保育施設などへの給付費でございます。
次に、地域子ども・子育て支援事業費につきましては、各種子ども・子育ての支援に関する事業を行うものであります。
病児保育事業補助金につきましては、新たに利用料金の半額を助成し、利用者の負担軽減を図ります。
養育支援訪問事業につきましては、新たな事業として、産後間もない時期に育児ストレスや育児鬱などにより保護者への養育を支援することが必要と認められる家庭に対しヘルパーを派遣し、調理、清掃等の生活支援を行うものでございます。
鈴蘭保育園及び木野南保育園、音更認定こども園、認定こども園音更大谷幼稚園、認定こども園宝来子ども園につきましては、それぞれの施設整備に係る借入金に対し引き続き補助するもので、緑陽台認定こども園につきましては新たに補助を行うものでございます。
47ページになります。
子どもの生活実態調査業務委託料につきましては、子供の貧困の現状を把握するため令和2年度に国が実施する調査項目を参考として本町独自のアンケート調査を実施するものでございます。
緑陽台認定こども園建設事業補助金につきましては、現在の園舎の解体に対する国及び町のルール分の補助でございます。
認可外保育施設等利用料補助金につきましては、幼児教育・保育の無償化が認可外保育施設において完全に実施されないことから、国の無償化制度を補完するため、町独自で利用者へ月額1万円を上限に補助する事業などでございます。
次に、子ども食堂運営支援事業費につきましては、子供の居場所づくりとして昨年から音更地区と木野地区の2カ所で行われている子ども食堂の運営事業者への支援と、新たに本年4月より共栄地区にて開設を予定しております事業者1カ所に対して支援を行うものでございます。
2目保育園費でございます。木野北、駒場の町立保育園に係る運営費と、新たに保育士の労働環境の向上を図るため民間保育施設が実施するメンタルヘルスへの取り組みに対して助成します。
48ページをお開き願います。
3目へき地保育所費につきましては、施設の維持管理に要する費用と、町内7カ所のへき地保育所を運営している三つの事業者の委託料でございます。
4目学童保育所費でございます。学童保育所管理費は施設の維持管理に要する費用でございます。なお、近年の気象状況等から、子供の熱中症対策として学童保育所の学習室等の一室にエアコンを設置いたします。
学童保育所運営業務委託料につきましては、町内8カ所の学童保育所を運営している三つの事業者の委託料でございます。
5目児童手当費でございます。児童手当費につきましては過去の支給実績等を踏まえて予算措置をしたところでございます。
49ページになります。
4項保健衛生費、1目保健衛生総務費でございます。月額嘱託職は保健センターの非常勤嘱託医師の報酬でございます。
十勝圏複合事務組合負担金につきましては、帯広高等看護学院に対する運営費の負担でございます。
2目母子保健事業費でございます。妊婦乳幼児健康教育から予防接種費につきましては前年度の実施状況等を踏まえて予算措置したものでございますが、風疹追加対策として、昨年度に引き続き、風疹の抗体保有率の低い世代へ抗体検査とワクチン接種を行います。
また、本年10月より乳児に対するロタウイルスワクチンの接種が定期接種となることから、そちらの費用を計上しております。
50ページをお開き願います。
歯科保健費につきましては、フッ化物塗布に係る費用でございます。
3目成人保健事業費でございます。
健診(検診)関係費では、基本健診から人間ドックまで、前年度の実施状況を踏まえて予算措置したものでございますが、新たに肺がん検診に医療機関で受診できる個別検診を導入いたします。
歯周病検診では、後期高齢者を対象に、口腔機能の低下による誤嚥性肺炎の予防などを目的として評価項目を追加した検診を行います。
次に、健康教育関係費につきましては、自殺予防対策としてゲートキーパー研修会、心の健康講演会を開催いたします。
おとふけヘルスケアポイント事業費につきましては、町民の健康づくりを推進するため、健診を受診したり健康教室や講演会などへ参加することによりポイントを集めて、そのポイント数に応じて記念品などを贈呈するための費用でございます。
以上、保健福祉費の説明でございます。御審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。
175 ◯委員長(山川光雄君)
説明が終わりましたので、質疑を行います。
神長委員。
176 ◯委員(神長基子さん)
それでは何点かお伺いいたします。まずひきこもり対策推進事業費ということで、これは新たな事業ということになるかと思いますけれども、今までは町のほうでは電話、Eメールで相談も受けてきたというふうに理解しているわけなんですけれども、今までの相談体制という中では、例えば役場に来てもらったり職員が訪問するだとか、そういった対面形式での相談に応じるというケース、そういう状況に至ったというケースがあったのかどうかお尋ねいたします。あった場合は、それは町職員が対応しているのかどうか、あわせてお伺いいたします。
今回委託で社会福祉士ということでありますけれども、1名だと思いますが、この方というのはどこかに既に勤務している方、そういった想定なのかどうかお伺いいたします。
それから保育の部分で、新たに認可施設の保育士さんに対するメンタルヘルスのケアということでストレスチェックを実施するというふうになると思いますけれども、認可施設ということですが、未実施の施設がどの程度あるのか。
それから、これを受けられるのは、対象者の方というのは、パート、正社員かかわらず、雇用形態にかかわらず全ての方が受けられるというものなのか、内容についてもう少し具体的にお伺いしたいと思います。
もう一つ保育の部分で、それぞれの園の委託料等が示されておりますけれども、土曜保育の部分にかかわって今回新たな仕組みというのが国のほうで導入されているのかと思うんですけれども、このことについて把握されていることがありましたら御説明をお願いしたいと思います。
以上お願いいたします。
177 ◯委員長(山川光雄君)
高橋福祉課長。
178 ◯福祉課長(高橋規也君)
1点目のひきこもりの関係の御質問に対してお答えをいたします。相談体制の関係なんですけれども、令和元年度、本年度の実績で申し上げますと、ひきこもりに関する相談が6件、不登校に関する相談が2件ということで合わせて8件ございまして、そのうち来所での相談が3件、電話が1件、訪問で1件ということになります。残りの3件につきましては関係機関からの相談ということになります。対応につきましては、現状では職員のほうで対応しているというような状況でございます。
それから、新たに社会福祉士の方に委託するという方なんですけれども、現在どこかに勤務されているとかというわけではなくて、過去に教員をされていまして、その後社会福祉士の資格を取られて、現在管内でひきこもりにかかわって仕事をされている方ということでなっております。
以上です。
179 ◯委員長(山川光雄君)
松井子ども福祉課長。
180 ◯子ども福祉課長(松井政人君)
ストレスチェックの件で御質問いただきました。それで、未実施の事業所なんですけれども、国の法律のほうで従業員が50名未満の従業員の事業所については義務がないということでありますので、未実施については音更町内では7園ということで捉えております。
あと、対象になる従業員なんですけれども、雇用形態にかかわらずどのような人でも雇用されていればストレスチェックは受けることはできます。
ストレスチェックは以上になります。
181 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
182 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
ただいまの御質問の土曜保育に関係することでございますけれども、私ども土曜保育につきましては通常通り開園して運営しているわけでございまして、国からの通知というものにつきましては、土曜保育に関しましては、給付費については土曜保育を実施しているという想定のもとに給付されているものですから、今現在実は土曜保育実施していない事業所があるということで、そこについては再度、していない場合につきましては給付費を減額するという旨の通知はいただいているところでございますけれども、制度に関する通知等についてはちょっと存じ上げていない次第でございます。
以上でございます。
183 ◯委員長(山川光雄君)
神長委員。
184 ◯委員(神長基子さん)
ではひきこもり支援のほう、こちらからお尋ねいたします。何件か対面での相談にも今までも応じていたということであります。今回委託で社会福祉士の方が新たにコミセン等で開かれる部分については来所をされた場合の相談ということで対応するということなんですけれども、町の職員が今まで対応していた部分もこれまでどおりやりながら、ここは拡充していくというようなイメージでよいのかどうか。
それから、私は、ひきこもり相談を受けるというのは支援のほんの入り口の部分であると思っております。この支援をどういうふうな、ゴールという言い方がいいのかどうかちょっとわからないんですけれども、どういったところに支援をつなげていくのか、何をゴールとするのかというところがちょっと不明確な部分もありまして、その点担当のほうとしてはどのようにイメージされているのかお尋ねいたします。
それからストレスチェックなんですけれども、保育士の部分。これは未実施が7園ということで、これは園のほうから希望があれば実施してもいいですよというようなことなのか、それともこちらのほうから指導するというんですか、半ば強制的な形で実施するものなのか、その点についてお伺いしたいと思います。
雇用形態にかかわらないという点につきましては、今御説明いただきましたので安心したところです。
結果については町のほうも把握して、園と一緒にその結果については対応していくということになるのかどうか、その点もあわせてお伺いいたします。
公定価格の部分につきましては、私がちょっと調べた中では、土曜保育の部分にかかわって減算、減額というのが財政制度審議会の中で要求されてきたということでありまして、私はこうなると土曜開所が今までやっていたところもしづらくなってくるのか、そういう傾向が出る懸念はないのかどうかということでちょっと心配しているところなんですけれども、その点については特に影響はないということで理解してよいのかどうか、再度説明をお願いいたします。
185 ◯委員長(山川光雄君)
高橋課長。
186 ◯福祉課長(高橋規也君)
ひきこもりの関係でございます。相談員が配置されたことについても、当然職員のほうも引き続き相談については継続して行っていくということで考えてございます。
それから、新たにスタートするということで、最終的なゴールは何なんだというお話なんですけれども、まさにこれから始めようという段階ですので、いろいろ御相談いただきながら、ニーズを見きわめながら今後ゆっくりと考えていきたいというふうに考えていますので、先進事例で申し上げれば居場所をつくったりとかそういったこともあるとは思うんですけれども、その辺につきましても今後の動向を見きわめながら考えていきたいというふうに考えておりますので御理解お願いしたいと存じます。
187 ◯委員長(山川光雄君)
松井課長。
188 ◯子ども福祉課長(松井政人君)
ストレスチェックの件なんですけれども、事業者のほうで希望があればということなのか、それともある程度強制的にということなのかということで御質問いただきましたけれども、町としてこういうような取り組みを考えておりますということで、合同で一緒に取り組んでいきましょうというような問いかけというか話しかけでやっていきたいと思っております。
あと結果についてなんですけれども、これはストレスチェックの制度上、結果を個人に対して通知をするというものであります。その結果を事業者もしくは町が知り得るものではございませんので。あくまでも結果がわかって、個人の方がそれを見てどういうふうに判断するのか、自分の状態をどういうふうに判断してその後の行動につなげていくかということを個人の方に対して判断してもらうということでございます。
189 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
190 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
土曜保育の関係でございますけれども、全国的な話につきましては先ほどお答えさせていただきましたけれども、今回のお答えにつきましては、影響につきましては本町に限定してお答えしたいと思いますけれども、本町におきましては土曜保育実施しておりますので、影響はないのかなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
191 ◯委員長(山川光雄君)
松井課長。
192 ◯子ども福祉課長(松井政人君)
先ほど個人に対して通知されるものというふうにお答えしまして、ちょっと説明のほうが若干足りなかったところがあると思うんですけれども、その事業所ごとに、事業所が全体としてどういうような状況なのかということを全国平均と比べてどうかというようなことは判断できるというような内容にはなっております。個人的なものについては個人だけがわかっているような状態ということであります。
193 ◯委員長(山川光雄君)
神長委員。
194 ◯委員(神長基子さん)
ストレスチェックの部分、個人の方の例えばメンタルの部分での病気に至っているというようなことがそのストレスチェックの中で例えば高ストレスという状態で見えた場合は、即時やはり医療機関につなぐということが重要になってくるのかなというふうに思っているんです。町のほうではその結果については関与しないというふうなことになるのかなとは思うんですけれども、ここで心配なのは、高ストレス状態と診断がなされた場合に、実際に現場が1人でも欠けると大変な状態というのがあれば、休暇をとって医療機関に通う、そういった余裕もないというような中で、結局は本人が追い詰められるという、退職せざるを得ないというような、そういう状況になるのが私は一番心配なんです。なので、そういった部分で町が関与できないというところなので、どういった形でこのストレスチェック、実効性のある部分になるのかちょっと心配な部分もあるんですけれども、今までは実施されてなかったところが、これが実施されていくことによってある意味啓発というような意味合いもあるのかなと思いますので、そこは期待したいなというふうに思います。
あとひきこもりの支援の部分なんですけれども、対象の方は年齢もさまざま、なぜそういう状況になったのかというのも本当に一人一人、一つの家庭という単位で考えたらいいのか、複雑であると思います。社会福祉士の方1名だけでそれを対応していくのかというふうに最初はイメージしていた訳なんですけれども、そうではなくて、今の現状これまでも行ってきた福祉課として対応してきた部分もあわせて拡充していくというようなイメージでいいのかなというふうに思います。この支援、例えば若い方で、10代、20代、30代のひきこもりの状態にある方もいらっしゃると思うんです。そういった方で御家族の方が一番心配されているのはやはり就労支援というところにどうつなげていくかというところかなというふうに思うんです。でもそれがゴールではなくて、何度も繰り返してしまう、そういった傾向もあるのかなと思います。ですので中長期的に見ますと、やはり体制をとるためには専門的な知見を持った職員というのを町のほうで、今は委託という状況であるとしても、今年度は。でも今後はそういった体制、本当にそのままでいいのか。月2回の来所相談ということでありますけれども、そういう体制も、今センターも増えてきているというような状況全国的にはあると思いますので、そういった状況も、先進の事例いろいろ研究をされながら、体制については万全にとっていただきたいなというふうにこの点は要望して終わりたいと思います。
195 ◯委員長(山川光雄君)
二つとも今答弁要りませんでしたか。失礼しました。はい。じゃ要望として取り扱っていただきます。
石垣委員。
196 ◯委員(石垣加奈子さん)
それでは、障がい福祉費の地域生活支援事業費の中で意思疎通支援事業というのがありますが、こちらは依頼件数というのはどのくらいあるのか教えてください。
それともう一つ、手話奉仕員・要約筆記者養成研修事業というのがありますが、これの受講者というのはどのぐらいいるのか教えていただきたいと思います。
それと成人保健事業費の中の健診関係費ですが、基本健診の検査項目の中に聴力検査というのは入っていないんですけれども、町民が聴力検査を受ける機会というのはあるのかどうかを確認させてください。
以上です。
197 ◯委員長(山川光雄君)
高橋課長。
198 ◯福祉課長(高橋規也君)
地域生活支援事業の関係でございますけれども、意思疎通支援事業の関係の依頼件数ですけれども、30年度の実績で申し上げますと5名ということになってございます。
それから2点目の要約筆記の関係ですけれども、こちらのほうにつきましては、これも30年度の実績で申し上げますが、受講者は1名というふうになってございます。
以上です。
199 ◯委員長(山川光雄君)
渡辺課長。
200 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)
それでは成人保健事業費の中の基本健診の検査項目についてですが、聴力検査の項目は基本健診の項目には入っておりません。基本健診の項目は特定健診の検査項目に準じておりますので、町独自で入れてはおりません。
以上です。
201 ◯委員長(山川光雄君)
追加答弁があります。高橋課長。
202 ◯福祉課長(高橋規也君)
済みません、ちょっと訂正をさせていただきます。要約筆記の関係だったんですけれども、受講者は0人ということで、ゼロです。済みません。訂正してお詫びいたします。
203 ◯委員長(山川光雄君)
石垣委員。
204 ◯委員(石垣加奈子さん)
養成研修のほうなんですが、過去もゼロとかだったんでしょうか。
205 ◯委員長(山川光雄君)
高橋課長。
206 ◯福祉課長(高橋規也君)
済みません。30年度はいなかったんですけれども、その前の29年度にはお1人受講者がいらっしゃいます。
以上です。
207 ◯委員長(山川光雄君)
石垣委員。
208 ◯委員(石垣加奈子さん)
この受講者というのは意思疎通支援事業の手話通訳だとか要約筆記者として携わったりとかはしているのでしょうか。
209 ◯委員長(山川光雄君)
高橋福祉課長。
210 ◯福祉課長(高橋規也君)
実質的に登録されている方は一応3名ということなので、実際に家族の関係ですとか自分の趣味とかそういった観点で多分受講されているという、教養を高めるとかそういった観点で受講されているのではないかというふうに担当としては考えているところでございます。
以上です。
211 ◯委員長(山川光雄君)
石垣委員。
212 ◯委員(石垣加奈子さん)
新聞記事でちょっと読んだんですけれども、手話通訳が足りないというものがありまして、もっとこういった受講生が増えて、意思疎通支援事業に携われる方が増えるのがいいのかなというふうに思いました。音更町ではタブレットを使って北海道聴覚障がい者情報センターとつないで映像で手話通訳を行うというのもあるんですけれども、これは役場窓口で使うということですので、病院などに行くときにはやはり意思疎通支援事業を使う方が必要だと思いますので、受講される方をもっと増やしていただけたらなというふうに思います。
あと聴力検査ですけれども、今回一般質問で補聴器の問題が出ていましたが、加齢性難聴と認知症の関連性について、難聴の放置が痴呆症のリスクを高めるという答弁がありましたので、なかなか自分、本人は耳が悪くなったという自覚がないので、こういった聴力検査を受けて早目に自分は耳が聞こえないんだという自覚をする必要があると思うんですけれども、聴力検査を受けるような機会というのはつくることはできないんでしょうか。
213 ◯委員長(山川光雄君)
渡辺課長。
214 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)
聴力検査の項目についてですが、耳の聞こえから認知機能が低下するという説もありますし、認知機能が低下したことによって、その聞こえているものが、聞こえているけれども内容が判断できない部分というのがありますので、一律に聴力検査をすることによって認知機能の低下を予防できるという、その全てを網羅できる訳ではないのかなというふうに私は思っております。
健診につきましては、一応私たちはいろいろ健康増進法であるとか特定健診など法律に基づいて健診を行っておりますので、いろいろな医療機関などでもお願いしているところで、全ての医療機関が対応できないような検査項目もありますので、一律に入れるというのはちょっと難しいかなというふうに思っております。
あと、町の成人保健事業費の中で人間ドックへの助成を行っております。人間ドックを選んでいただいた方につきましては、受けた病院のメニューの中に聴力検査が含まれている部分もあるかと思いますので、その点で受診できる方はいらっしゃると思います。
以上です。
215 ◯委員長(山川光雄君)
石垣委員。
216 ◯委員(石垣加奈子さん)
病院の関係で盛り込むことが難しいということもありますが、聴力、補聴器をつけたからといって認知症がよくなるとか防げるという訳ではないと思いますが、予防のためにもできれば聴力検査をできるようにしていただくのと、それとあわせて補聴器の助成も実現できるようになればいいなと思っていますので、そちらは要望します。
217 ◯委員長(山川光雄君)
要望として扱います。
ほかにありませんか。
上野委員。
218 ◯委員(上野美幸さん)
3点ほどお伺いいたします。検診についてまず1点目なんですが、この検診の予算についてお伺いしたいと思います。先ほど肺がんとかで追加検診があるということだったので、そちらのほうは増額になっていたりとか、昨年度と比べるとなっているんですが、この基準は年齢によったりとか町の方の人数によったりとすることで変動しているのかということをお聞きしたいのと、2点目は医療的ケア児についてお聞きしたいなということで、音更町では大体どのぐらいの人数の子供たちがいるのかなということで、一応千人に1.何ぼというような基準はあるとは思うんですが、4万4千と考えたときは三、四人ぐらいなのかなというふうにちょっと推測はするんですが、実際のところ何人いるのかということをお聞きしたいということと、3点目が、医療ケアを受けている子って胃ろうやたん切りとかしていると思うんですが、これは私の要望なんですけれども、今回こういう感染症のことでいろいろものが不足しているということで、胃ろうやたん切りのときに消毒液を使うということを聞いておりまして、そのことについて予算の中で対応してあげれるのか、それとも今あるもので対応できるのかということで、ぜひこういうお子さんがいる御家庭にも問い合わせをしていただいて状況の確認などをしていただけるといいのかなというところで、こちらのほうは要望とさせていただきたいのですが、そのような消毒液や不足品の備品についてなどの確認はされているのかということをお聞きしたいと思います。
休憩(午後 2時11分)
219 ◯委員長(山川光雄君)
暫時休憩をいたします。2時20分。
再開(午後 2時23分)
220 ◯委員長(山川光雄君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
答弁を求めます。
渡辺保健課長。
221 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)
それでは成人保健事業費の成人の検診の予算について御説明いたします。検診の事業費につきましては前年度の予算をもとに計算をしております。新たな事業につきましてはそこにその事業費をまた計算させていただいていますので、若干増えていくものがあると思います。
以上です。
222 ◯委員長(山川光雄君)
高橋福祉課長。
223 ◯福祉課長(高橋規也君)
医療的ケア児の関係でございますけれども、町内に確認しているのは12名ということでいらっしゃいまして、未就学のお子様がお2人、こども園に通われている方がお1人、特別支援学級、特別支援学校に通われている方が、小学生が7人、中学生が2人というような状況でございます。このうち障がい福祉サービス等を利用されている方につきましては7人、このうち7人が利用されております。そのうち地域サポートセンターえがおで行っている医療的介護対象受け入れ施設に通われている方は4名というような状況になっております。
それから3点目の備品、消毒液等の把握については、大変申し訳ございませんけれども、確認はしていない状況でございます。
以上です。
224 ◯委員長(山川光雄君)
上野委員。
225 ◯委員(上野美幸さん)
御答弁ありがとうございます。検診については新たな事業では上限があるということで今お伺いいたしました。実は予算にかかわるので、この予算のほうが入っていたかということで、4月から遺伝性の乳がん、卵巣がんについて、予防的切除にも保険が適用するということでお話があります。これは遺伝性乳がん卵巣がん症候群、エイチボックというような形で、検診時のときにここまで調べていったときの予算的な反映はどうなっているのかということをお聞きしたかったということと、それよりも、こういうことが新しい制度としてあるということで、この検診は予防の検診でして、ピロリ菌と同じ、検査をすれば将来がんになり得るのではないかというところを切除できるというところで、日本人女性が生涯に乳がんになる割合は9%、卵巣がんで1%ですが、このエイチボックの検査では約40から90%以上の人が確率があるのではないか、卵巣がんで約20から60%の確率があるのではないかというところまで調べられるということと、その後のケアも保険が適用になるというようなことが調べまして、そういうところももちろん予算に反映しているのかということもお聞きしたいんですが、こういう情報もぜひ町民の方に広めてもらって、一人でも多くの方の検診、予防に、健康寿命が延びるような検診に通っていただけたらいいなということでお聞きしました。その件についても、もし何か知っていることがあれば教えていただきたいと思います。
あと二つ目のことなんですけれども、町内には12人いるということで今お伺いしました。この中で何をお聞きしたかったかというと、実はレスパイトケアについてお聞きしたいなということで、このレスパイトケアについて、介護している人が休む、これは保護者とかその周りの方たち、親戚とかということになるとは思うんですけれども、多分このことは町の方も福祉課のほうに御相談に来ているのではないかなというふうに思います。このことについても親身になってお話を聞いてもらっているということで町民の方も話を伺っております。送迎に関してだったりレスパイト助成など、そういうものが考えていけるのかということと、もしかしたらこの予算の中のどこかに反映されているのかということをお聞きしたいなというふうに思っております。
あと三つ目は、ぜひお声をかけてさしあげて、今のこの情勢の中で多分不安になっているところもあるんではないのかなと思いますので、3番目の質問については、ぜひお声をかけていただきながら、子供たちの状況や医療ケア児の状況などを聞いていただけたらなと思って、3番目は要望であります。
226 ◯委員長(山川光雄君)
渡辺保健課長。
227 ◯保健課長(統括保健師)(渡辺恵美さん)
遺伝性のがん予防についての御質問いただきましたが、今私たち保健課のほうでやっている検診というのは健康増進法に基づく指針に基づいて、エビデンスに基づく検診ということで、国のほうで法定検診の形で示されたものを主にやっております。この分野につきましてはまだまだ新しいことで、やっと医療保険、家族性だとかリスクの高い方が医療保険を使って検査することが可能になったという段階ですので、それが検診のような不特定多数の方に実施したことによって死亡率がどれぐらい下がるのか、本当に必要な人と必要でない人をどう選んでいくのかというあたりも私たち情報としてはまだ十分把握しておりませんので、今後そういう世の中の流れなども研究させていただいていきたいと思います。
以上です。
228 ◯委員長(山川光雄君)
高橋課長。
229 ◯福祉課長(高橋規也君)
先ほど申し上げました12人の中には短期入所の方がお2人と日中一時支援事業を利用されている方が2人ということでいらっしゃいますので、そういった形でレスパイトケアのほうを対応しているということで、あえて予算ということで申し上げれば地域生活支援事業の日中一時支援事業の中と自立支援給付費の中の障がい児通所給付費の中に含まれて、包含されているというようなイメージでございます。
以上です。
230 ◯委員長(山川光雄君)
上野委員。
231 ◯委員(上野美幸さん)
ありがとうございます。検診のほうは新しい制度になってきますので、ぜひ随時情報が入りましたら町の方にもお知らせしていきながら、こういうことがあるんだということをお知らせしていってほしいなと思います。
あとレスパイトケアにつきましては、もちろんそのような助けをいただいているという声もあるんですが、完全に送り迎えとか24時間一緒にいなければいけない医療ケア児がいるということで多分町のほうにも御相談に来ている方がいると思います。そのときも親身になって話を聞いていただけたということで、また、きらきらさんでも対応しているし、帯広では「ぐらんつ」さんや「キャンナス帯広」さんみたいな方も窓口のほうに訪れてお話を聞いていただいているというふうにお話を伺っております。また、2016年、国ははじめて障がい者の生活を支えるために初めて障がい者総合支援法というのを見直し案でやったというところもありますので、ぜひそのようなお子さんをお持ちの方の少しでも手助けになればということで今日はお話しさせていただいておりますので、ぜひそういう方たちを支援していただきたいなということと、予算の中にも、やっぱり1カ月に1回でもいいから送り迎えだけでも補助してほしいというような方がいましたので、もし予算的に許されるのであればぜひ御検討いただいて要望したいと思います。
以上です。
232 ◯委員長(山川光雄君)
要望として扱います。ほかに。
新村委員。
233 ◯委員(新村裕司君)
高齢者福祉の部分でふれあい住宅というのがあるかと思うんですけれども、高齢者の方と大谷短大の学生さんとが一緒に生活していくというもので、平成3年から行われているかと思うんですけれども、その取り組みに関して近年の利用状況について伺えればと思うんですけれども、高齢者と学生と両方入居が空きなく利用されているものなのか、それとあと入居に際にして高い倍率があるものなのかどうなのか。
あと、予算として毎年320万ほど計上されていますけれども、それの内訳について、施設もだんだん古くなってきていることもありますし、その修繕費とかも含まれているのか、また、交流事業もされているかと思うんですけれども、その辺についての事業費の内訳についてお伺いしたいと思います。
234 ◯委員長(山川光雄君)
堀田課長。
235 ◯高齢者福祉課長(堀田 昇君)
ふれあい住宅につきましてです。まずふれあい住宅につきましては、雄飛が丘にあります「すずらん」、「しらかば」という棟があります。それから新通のほうに愛の1、愛の2という棟がありまして、学生さんが16名、それから1階に公営住宅として16名、高齢者の女性の方が入居されております。今年度、それから新年度においても、まず学生さんについては大谷短大のほうで入居の調整を図って、全部の部屋が埋まっているという状況にございます。ここ3年間においては空き室はないという状況でございます。それから、1階部分の公営住宅についても、たまに入退去はありますけれども、大体埋まっているという状況にございます。
それと、いろいろな各種交流関係がございます。5月には新しい学生さんが入った場合に歓迎会、それから2月に卒業される学生さんのお別れ会というような部分と、それとあと、ほぼ予算については光熱水費とかそういった、あと施設の修繕、それと入退去で退去されたときに、建物が結構古くなってきておりますので、そのときに清掃の業者をちょっと入れて次の方のために清掃するというようなことで予算は計上させていただいているところでございます。
以上です。
236 ◯委員長(山川光雄君)
新村委員。
237 ◯委員(新村裕司君)
御答弁ありがとうございます。この3年間については空きなく埋まっているというお話がありました。それで、毎年入学生に希望をとっているかと思うんですけれども、その倍率というか希望者がどれだけいるものなのか、その辺について伺いたいと思います。
238 ◯委員長(山川光雄君)
堀田高齢者福祉課長。
239 ◯高齢者福祉課長(堀田 昇君)
例えば新年度でございます。新年度は1年生が9名、2年生は昨年入られて7名ということで、その1年生の9名については、昨年の秋ごろ学生さんがまず短大に合格されて希望をしたということで、一応短大から聞いているのは十四、五名の方が希望されて、その中で住所だとかいろいろ聞きながら、あと、おばあちゃんと交流してもらうためのものでもありますので、その辺の理解をしていただいた学生さんを優先的に選定しているというふうにお聞きしているところでございます。
以上です。
240 ◯委員長(山川光雄君)
新村委員。
241 ◯委員(新村裕司君)
当初の意義というか目的というのは、高齢者とふれあいながら将来高齢者福祉にかかわる人材を育てていくという意義もあるというふうに認識しているんですけれども、最初のうちは結構定期的な交流事業、お茶会ですとか食事会があったというふうに聞いているんですけれども、近年はそれもなかなかちょっと少なくなってきたのかなという指摘もあるんですけれども、その辺の事情についてもし町のほうで把握されていることがあれば伺いたいと思いますし、その交流事業について町のほうで何かお膳立てとかしながらやっていくものなのかどうなのか、その辺についてお答えください。
242 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
243 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
ただいまの御質問でございますけれども、新入生が入られたときに町を含めまして短大の関係者と歓迎会というものを実施しておりますし、あと卒業をされる方を送る会というのを、こちらも同じく町も含めた中で実施しております。定期的に年2回はそういった集まって一緒に交流するというのはございます。あと日常の中で除雪ですとかそういった関係でお互い協力し合いながらというお話も聞いておりますし、ちょっと古い話ですけれども、ブラックアウトのときに短大生の方が真っ暗闇の中でコンビニに行きましてパンを買って1階の高齢者の方に配ったというようなお話も聞いているところでございます。
以上でございます。
244 ◯委員長(山川光雄君)
新村委員。
245 ◯委員(新村裕司君)
平成3年から開始された取り組みということで、当初はとても斬新な取り組みだったのかなというふうに伺っています。その設立当初の意義を忘れずに今後も継続していっていただければと思うんですけれども、最後に、老朽化、そろそろ30年近く、古いほうで、雄飛が丘のほうなら平成3年で、新通りだとちょっと後というふうに聞いていますけれども、いずれにしてもだんだん古くなってきているということで、今後についてリニューアルとか含めてどのように考えているかとか、あと、現状では女子学生だけということですけれども、当時は短大さんは女子ばかりだったんですけれども、今男子学生もいるということで、男子についてはその辺どのように考えているかだとか、その辺最後お伺いしたいと思います。
246 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
247 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
建物の関係でございますけれども、今30年ということで、構造は木造ではないものですから、40年、50年、ちょっと今申し訳ございません、押さえていないんですけれども、耐用年数がございますので、まだ建て替えという時期には達していないのかなというふうに考えているところでございます。申し訳ございません、セラミックブロックづくりということでございますので、まだ耐用年数には達していないのかなというふうに考えているところでございます。
それと内部改装につきましては、退去時に壁紙を張り替えたりそういった、あと調理器具等壊れたときには取り替えたりということの形でのリニューアル等は行っているところでございますので、そういった形で数年は進むのかなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
248 ◯委員長(山川光雄君)
堀田課長。
249 ◯高齢者福祉課長(堀田 昇君)
男子学生、短大も共学というような形で、男子の学生も受け入れてはどうかという部分でございます。その点につきましては短大ともちょっと相談しながら、あと、実際に入居されている下の公営住宅の部分が全員女性ばかりということもあって、その辺も考慮しながら進めたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
250 ◯委員長(山川光雄君)
ほかにありませんか。
坂本委員。
251 ◯委員(坂本夏樹君)
47ページの結婚新生活支援事業費について伺いたいと思います。これはすばらしい事業だと思うんです。といいますのも、結婚して音更町で新生活を始めると町から支援があるということかと思います。これについては本町の人口減少の対策になるような事業かなというふうに捉えるところであります。そこで2点質問いたしますけれども、この事業費120万につきましては昨年同様120万円になっておりますけれども、この120万円の事業費で充足しているのかどうかが1点、あわせてこの財源ですけれども、この財源については国道支出金があるのかどうか、この2点について伺いたいと思います。
252 ◯委員長(山川光雄君)
松井課長。
253 ◯子ども福祉課長(松井政人君)
結婚新生活支援事業ということで御質問をいただきました。来年度の予算につきましては30万円分が4組ということで120万円ということで予算を計上させていただいております。今年度は5組、令和2年度で5組の申し込みがありまして、今年度から考えるとちょっと不足するのかなというようなことは若干あるかと思います。あと財源なんですけれども、国の補助がございまして、2分の1の補助で、町が持ち出しをするというような事業補助がございます。
以上でございます。
254 ◯委員長(山川光雄君)
坂本委員。
255 ◯委員(坂本夏樹君)
平成31年については既に5組の申し込みがあったということで、上限が30万円だと思うんですけれども、5組、上限30万だと150万ということで、これは補正組まれているのかどうか。本町でもやさしい住宅改修工事なんかについては、予算からオーバーした申し込みがあればその都度補正をかけてきていると思うんです。ですのでこれについても、私の印象としてこれが大いに使われていて、どんどん補正しているというようなイメージがないものですから、そのあたり、5組だとちょっと物足りないなという感じも受けております。そこで、これをもっとたくさんの町内、町外の方に利用していただくために大いに周知していただいて、若いカップルが音更町で新生活を始めていただければ、また家族が増えれば少子化の対策にもなるということで、大いにこの事業については拡大してていただきたいというふうに思っているところなんです。
しかしながら、これは年収要件ありました。何を申し上げたいかというと、どんどんこれを使っていただくためには年収要件不要なんじゃないかなというふうに思っているわけなんです。財源については2分の1の国の補助があるということでしたけれども、そういったところも鑑みて年収要件を本町で外せるのか否か、そこについて伺いたいと思います。
休憩(午後 2時45分)
256 ◯委員長(山川光雄君)
ちょっと休憩いたします。
再開(午後 2時47分)
257 ◯委員長(山川光雄君)
再開いたします。
重松部長。
258 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
ただいまの御質問でございますけれども、まず本年度5件ということで当初予算120万でございますけれども、残り30万につきましては既定の予算の中で他の補助金等を使わせていただいて手当てしているということでございます。
あと周知につきましては、いろいろホームページ、広報紙で周知しているところでございますけれども、さらによい方法があればそういったことで努めてまいりたいというふうに考えております。
それから年収要件でございますけれども、この事業の設立時に、いろいろとその時点で考えた中で年収要件をつけた訳でございますので、また一定程度時間がたっておりますので、この辺につきましては引き続き検討させていただきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
259 ◯委員長(山川光雄君)
坂本委員。
260 ◯委員(坂本夏樹君)
それでは、本町の人口減少、少子化対策のためにこの事業についてはぜひ周知多くいただいて、若いカップルが音更町で新生活を始めるに当たって熱い支援をいただきまして、それについては年収要件が不要ということで大いにこの事業を拡大していただきたいというふうに思います。これにつきましては今後も注視しまして、折に触れて年収要件については確認させていただきたいというふうに思います。意見として、私の質問は終わります。
261 ◯委員長(山川光雄君)
要望として取り扱います。
ほかにございませんか。
山川委員。
262 ◯委員(山川秀正君)
2点お願いをしたいと思います。まず1点目は
新型コロナウイルスの関係で、この保健福祉部の所管ということでお聞きをしたいことがございます。1点は、議員協議会で説明されました、3月4日付で「
新型コロナウイルスQ&A 町民の皆様へお知らせ」というチラシなんですけれども、お聞きをしましたら十勝毎日新聞に折り込んで、その購読者でない方についてはポスティングということで全町に配布をしたということなんですけれども、私の住んでいるところでは、何人かに聞いても見ていないぞという話がありまして、そういった点で全町に配布という部分でどういう配布方法をとったのかといいますか、私の地域は新聞販売店が士幌町、中士幌から新聞が配られていると、そういう状況の中でのそういう地域にいるところの配布についてどんな状況だったのかなというのをぜひ教えていただきたいなというふうに思っております。
その前日には士幌町のこういうチラシについては入っていたんですけれども、音更町のやつはちょっとお目にかからないで、所管といいますか保健センターに電話をしてここの議会事務局の棚に入れてもらったということなので、ぜひそこをお伺いをしたいと思います。
それからもう一つは、ここの所管という点でいえば学童保育、ここも当初は全部一回休みにして、その後、父母といいますか、その家庭のそれぞれの事情によって対応を迫られて、新たな対応を始めて受け入れも始めたというところが今の到達点かなというふうに思いますけれども、学童保育について今後どうするのか。学校は当然学校設置者、これは町教育委員会等々が判断をすると。学童保育もそういった点でいえば町独自といいますか、町の判断というのがやっぱり問われるのかなというふうに思いますし、そして、お聞きをすると、それぞれ対応もそれぞれの市町村でいろいろなパターンがあるということもお聞きをしておりますので、そういった部分での今の現状と今後というところをお聞きをしたいと思います。
それからもう一点は、非常にこの問題で一番不安に感じているのは情報が非常に少ないということなんです。どれが正確な情報かもわからないという点で、例えば今毎日のニュース、必ずトップニュースはこれなんですけれども、その感染者の発生状況を見ると、クラスターと言われている形の中での大阪のライブハウスだとか名古屋のスポーツジムだとかという形で、それとそこにかかわった家族の方というニュースがほとんどなんです。そういった点からすると、例えば十勝管内において発生件数は1件ですけれども、当然北海道全体でいえば110名を超えているという状況の中での濃厚接触者、身内の方もいらっしゃるのかという気がするんですけれども、そういった点で、例えばそういうPCR検査を受けた方がどの程度なのかという情報も全然開示されていないという点があって、非常に皆さん不安を抱えているといいますか疑心暗鬼になっているものですから、ぜひそういった点で、例えば音更町内にそういうPCR検査を受診した方がいらっしゃったのかとか濃厚接触者がいたのかとかというような情報等々は北海道等々を通じて開示されているのか、開示されていればぜひそういった点もお聞きをしておきたいと思います。それぞれの所管でというふうに考えていますので、企業等々の影響については商工観光のほうでというふうに考えております。
それから2点目は先ほど説明のありました学童保育所、エアコン設置、学習室を中心にという点では、本当に素早くといいますか対応していただいたという点では、大変関係している皆さんも喜びの声が伝わってきております。そういった中で今後の予定として新年度、令和2年度は学習室ということなんですけれども、将来構想として計画等々があったら、この点について触れていただけたらありがたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。
263 ◯委員長(山川光雄君)
チラシの件で、谷川保健センター事務長。
264 ◯保健センター事務長兼地域包括支援センター事務長(谷川俊仁君)
まず1点目のチラシのポスティングの関係でございます。今回3月4日に勝毎ポスティングシステムを使いましてチラシを配布させていただきました。基本としては、新聞の購読者には折り込みチラシ、折り込みの中、購読者以外についてはポスティングということで入れさせていただきました。当初全部、全戸対応だというふうに伺っていたんですが、農村部に関しては新聞の折り込みだけということで後から伺っております。それと、新聞販売店の関係で町の境やなんかについて入っていない部分があるのかもしれないというふうに伺っております。次回からそういうことがないような形でいろいろ取り扱っていきたいなと思っています。
以上です。
265 ◯委員長(山川光雄君)
松井課長。
266 ◯子ども福祉課長(松井政人君)
学童保育所の関係でございます。学童保育所は学校の臨時休業に合わせまして2月の27日から3月の4日まで閉所をしておりました。その後、保護者の就労支援ということでございまして、3月の5日から3月の24日の春休みが始まる前日まで、今1年生から3年生の限定として開所をしております。あと3月25日以降は通常の春休みの対応ということで、短期入所という形で通常どおりの開所を今のところ予定をしております。
以上です。
267 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
268 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
新型コロナウイルスの関係の情報の関係でございますけれども、まず濃厚接触者云々につきましては、私ども情報は得ていないところでございます。こちらにつきましては、まず御理解いただきたいのは、陽性の反応が出た時点でまず帯広保健所、北海道のほうで記者会見をされるということで、その後それ以上の詳細な説明につきましては各市町村の判断プラス該当された方の同意ということで言われておりますので、今のところ音更町においては発生者はいらっしゃらない訳でございますけれども、今後残念ながら発生等がした場合におきましては、まずはそういった手順で町民の皆様にはお知らせしていきたいというふうに考えているところでございます。
それと学童保育所のエアコンの設置につきましては、何とか来年度1室つけさせていただいて、その状況を見ながら、天候の状況もございますし、そういったものを見ながら検討していきたいというふうに考えているところでございます。
それと件数につきましては、ちょっと私どもで今時点で押さえていないところでございます。
以上でございます。
269 ◯委員長(山川光雄君)
答弁終わりました。
山川委員。
270 ◯委員(山川秀正君)
この
新型コロナウイルスの部分ではやっぱり情報が入ってきていない、正確な情報が十分伝わってこないというのが一番大きな不安だというふうに率直に思うんです。だからマスクだトイレットペーパーだという、そういうまとめ買いが発生しているのかというふうに思うんですけれども、いつ収束するかわからない、そういう状況の中でこういう状態がいつまで続くかというのが非常に疑心暗鬼になっていて、だから例えば北海道あたりに町として、例えば今北海道全体で保健所等々を通じてといいますか、感染かどうか、PCR検査やっている件数が何件北海道全体であるのかということだって実はわからないんです。
そこをわかっているんですか。ぜひわかっていたら教えてもいただきたいと思いますけれども、そういうそれぞれの、それは個人のプライバシー守るということは当然必要だというふうに思います。そういう状況の中でもやっぱり開示できる情報については開示をするというふうにしていかないといけないんでないかなという気がするんですけれども、そういった点では、もし道や保健所、ここでいえば十勝総合振興局通じて保健所というあたりの中での情報開示が十分でない。
だからこそ先日七つの病院の院長さん、責任者の方が会合を開いて、病院でも検査受け入れますというような談話を発表せざるを得ないというのか、そんなことなのかなと思いながら、うがった聞き方しているんですけれども、ぜひそういった点での、情報が入ってこないというふうに、そういう現状は十分わかるものですから、積極的にといいますか、道のほうにも今わかっている情報を全て町村段階には、それを町の判断として町民の皆さんに全部知らせろなんということは当然ないというふうに思いますけれども、一定情報を把握して対応するという部分で、やっぱり関係機関等々にそういう情報の開示を求めていく必要があるんでないかということで要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
以上です。
271 ◯委員長(山川光雄君)
町長。
272 ◯町長(小野信次君)
今山川委員さんから情報開示というお話が出されましたけれども、私どもとしたら、議員協議会のときもお話しさせていただきましたように、国あるいは道、その指示に従っていかなければならない。これは、今お話の中にもありましたが、プライベートなこと、そしてまた厳格な中にそういったことの、PCR検査というお話出ました。これは情報も飛び交って、どこでもやれるというふうに言ってみたり、そこがまだ定まっていないというのは山川さん御存じのとおりであります。だからそれもどういうふうに、国が今どうしようとしているのか。ただ、先ほどから課長、部長のほうからも答弁がありますように、これはやっぱり保健所の中で指示をされなければ動けないというのは、これは私どもじゃなくて医療の側。じゃ今、病院の院長さんたちが言った、だからできるんじゃないかというのも、それもそうではないという現状がおありになるから、情報開示と言われても、何を情報開示されるかというところで、我々は、さっき説明をさせていただきましたように、あくまでもそういった言ってみれば有事な状態が起きたときには速やかに、当然議会の中であれば今まで同様、民生常任委員会にまずはお話をさせていただいて、町の状況等をそこからスタートしていくというのが現状で、やっぱりあくまでも冷静な中でやっていかなければいけないというのは基本的に置いていかなければならないなというふうに今は思っております。今山川委員からおっしゃってくれて、道に対しても国に対してもそういった要望、要請をしなさいということにつきましては、今おっしゃられた中で当然それに当たるべきというところがあれば要望、要請をしてまいりたいと思いますので、どうぞ御理解のほどお願いいたします。
273 ◯委員長(山川光雄君)
ほかに質疑ありませんか。
松浦委員。
274 ◯委員(松浦波雄君)
3点なんですけれども、まず十勝地区身体障害者スポーツ大会なんですけれども、これについてはどんな内容でやるのか、そしてどれぐらいの方が参加されるのか、町はどのような支援をするのかということについてお答えください。
次に、介護施設の件で、介護施設ではヒヤリ・ハットというのをまとめていると思います。町はそういうのを把握しているのか、もしくは介護施設から事故報告というのがもしかしたら上がっているのかどうか、それについてあればお答えください。
3点目なんですけれども、病後児保育であります。コロナに関してはこの病後児保育をどのように取り扱おうとしているのか、何か共通的な道としてガイドラインがあるのか、それとも町独自でやるのか。町は例えばインフルエンザで示しているようなそういう取り扱い方をそのまま適用するのか。どのように取り扱うのかお答えください。
275 ◯委員長(山川光雄君)
高橋課長。
276 ◯福祉課長(高橋規也君)
それではまず1点目の障がい者スポーツ大会の関係についてでございますけれども、これは十勝管内の身体障害者の方々が一堂に会しましてスポーツを通じて体力の維持増進と交流を図るということを目的に行っておりまして、町村持ち回りで行ってございます。令和2年度につきましては音更町が当番ということになりまして、昨年浦幌で開催されたんですけれども、その中での参加者ですけれども、競技に参加された方とその支援者の方で合わせて250名程度の参加ということでございます。それにあわせてこちらのほうの職員といいましょうか、対応する者も含めますと総勢で300名ぐらいを前回は超えているというような状況になってございます。
それから競技の内容なんですけれども、かつてはグラウンドとかで走ったりというのもあったんですけれども、近年は高齢化ですとか重度化というのが進みまして、体育館のほうでレクリエーションメーンということで、玉入れですとかボール送りですとかそういった競技をメーンに行っているというような状況でございます。
以上です。
277 ◯委員長(山川光雄君)
堀田課長。
278 ◯高齢者福祉課長(堀田 昇君)
高齢者施設における事故、ヒヤリ・ハットということでございます。平成30年度で55件の報告をいただいております。各施設においてはヒヤリ・ハットということで、3カ月に1回必ず事故が起こらないための検討会というのを行うことが義務づけられております。また、55件についても必ず事故報告を1カ月以内に町、それから北海道に報告するということで、またそれについてもきちっと検証をしていただいて、その後起こらないようにということで対応しているところでございます。
以上です。
279 ◯委員長(山川光雄君)
松井課長。
280 ◯子ども福祉課長(松井政人君)
病後児保育の件につきましてなんですけれども、病児保育も病後児保育も利用に当たってはまず医師の診断が必要になります。それで、その医師に診ていただいたときに、
新型コロナウイルスに感染しているかどうか、そういう疑いがあるかどうかというのは事前に把握はできるような状況ではあります。もしそのような疑われるような事例がある場合は利用のお断りをすることも考えられるとは思うんですけれども、国からの通知としては、病児保育も病後児保育も開所をしなさいと。それで、もしそのような事例があるときは個別に判断して対応しなさいというような通知になっているということでありますので、対応としてはそのような対応になると思います。
281 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
282 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
ただいまの件につきましてちょっと詳しく説明させていただきます。まず
新型コロナウイルスの感染の疑いがあるというふうに医師が判断した時点で帯広保健所等と相談して、その後検体を先ほどからおっしゃっています検査にかけるということでございまして、その時点で帯広厚生病院なり何なりに入院していただいて隔離するという形をとらせていただきます。その後、陰性であればよろしいんですけれども、陽性であればまずはそちらで措置をされるということで、その後、退院された後病後児保育を使うのかどうなのかという御質問なのかなと思いますけれども、日数ということでございますけれども、こちらの
新型コロナウイルスにつきましては、まずインフルエンザの場合は5日間ということで御家庭で観察されるということになっておりまして、ケースにもよるとは思うんですけれども、
新型コロナウイルスについては、その日数については今まだ指示されていないんですけれども、そのケースによって数日間御家庭で、病児、病後児、あと保育園関係なく御家庭で一定期間、保健所の指示に従って家で観察されるというような形になるのかなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
283 ◯委員長(山川光雄君)
松浦委員。
284 ◯委員(松浦波雄君)
病後児保育については当然、今、部長がおっしゃられたように、
新型コロナウイルスに罹患した場合は自宅療養もしくは入院等、何かそういう形になるとは思うんですけれども、親も仕事に行かなければいけない、当然そういう形になってきます。そういうときに保育所等で病後児保育を依頼したときに、今の状況ではなかなかいろんな面で意見があるのかなというふうに私は思っております。もしそういう明確なガイドラインがないんであれば、やっぱり権威あるところから出してもらわないとなかなか町民というのは心配だし、納得できづらいのかなと。いつまでも家庭で診ておけというわけにも絶対にいかない、なおかつ親は社会復帰というか、しなければいかんということで、ここは、やはり町民生活を安定させるためには、そういうときに備えて、朝も言った中にも含まれているんですけれども、そういうのも含めてぜひよく検討してもらいたいというふうに思っております。
次に、スポーツ大会については内容がわかりました。これについては町としては、基本は会場の貸し出しと役場職員等人員の支援というこれだけなのか、ほかにも何か、障がい者の方が来られるという特性上何かほかに支援することがあるのかどうかということをもう一度確認したいと思います。
あと介護施設のヒヤリ・ハット等については、それが重大事故につながらないということが当然大切なためでこういうことをやっているんですけれども、これについては重大事故を起こさないようにしっかりやっていっていただきたいと思います。これについては要望だけで終わります。
スポーツ大会の確認と病後児保育についてもう一度済みません、お答えをお願いします。
285 ◯委員長(山川光雄君)
高橋課長。
286 ◯福祉課長(高橋規也君)
スポーツ大会の関係でございますけれども、先ほど委員おっしゃられましたとおり町としては会場、総合体育館ですけれども、その貸し出しと、あとボランティア等の人員支援、それと大会に合わせて実行委員会というのを組織されるということになりますので、まだ今の時点で実行委員長が誰になるかというのは決まっておりませんけれども、その中に町の職員が参画して運営に当たっていくというような形になろうかというふうに考えてございます。
それから、身障者の方が多いということで、今総合体育館、和式のトイレが多いということで、そこに、その日限りなんですけれども、洋式のをかぶせて使っていただくというような対応をとろうというふうに今考えているところでございます。
以上です。
287 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
288 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
病後児保育の関係でございますけれども、まず国からの今の時点の指示につきましては、感染に係りましては施設の利用は当然控えていただきたいというような指導が来ているところでございまして、何せ状況が、この
新型コロナウイルスの状態が詳しいことがまだ判明されておりませんので、その状況を見ながらこれから対応したいというふうには考えているところでございますけれども、いずれにいたしましてもそういった御家庭が、もし感染症が発生したお子さんの御家庭でそういったケースがあれば、私どもとしても相談させていただいて、対応できる範囲で対応を図りたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
289 ◯委員長(山川光雄君)
松浦委員。
290 ◯委員(松浦波雄君)
身障者のスポーツ大会につきましては、今年はオリンピックの年でもあり、また、音更町120年という記念の年にちょうどこういうとき、持ち回りが来たということでございますので、できれば何かそういうのにふさわしいような大会になればいいのかなと。これは希望でございます。
保育の件についてはしっかり上のほうと、道や国とよく調整されながらいろんな、とにかく一番困るのは、子供が、犠牲になるという言い方はおかしいんですけれども、困ると。もしくは親も困るというのが一番困りますので、そうならないようにしっかりやっていただければと要望して終わります。
291 ◯委員長(山川光雄君)
追加答弁があります。高橋課長。
292 ◯福祉課長(高橋規也君)
済みません、スポーツ大会で漏れておりましたので。委員おっしゃられたとおり開町120年ということで、参加者の方には120年の記念タオルをお渡ししたいというふうに考えているところでございます。
以上です。
293 ◯委員長(山川光雄君)
榎本委員。
294 ◯委員(榎本 基君)
1点だけ、子ども食堂についてお伺いしたいんですが、この予算書に載っている42万円というのは新しくやる三つ目の子ども食堂の準備金みたいなものでないかなというふうに思うんですが、これまでやられてきた二つありますよね。これの食した、食べた人数がわかれば、月ごとというか、1回目は何人集まって2回目は何人集まったというのがわかればお知らせいただきたい。それがもしわからなければ、何人程度でも結構ですのでお知らせ願えればというふうに思います。
それから、三つ目の場所は共栄地区とおっしゃっていましたけれども、どこをメーンにしてやられるのか。これは共栄地区の何とか会館とか共栄地区のどこどこの家とかあると思うんですが、どこが主体になってやるのかお願いします。
以上です。
295 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
296 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
ただいまの子ども食堂の関係でございますけれども、まず、今回の42万円につきましては、運営支援分として年間1団体6万円、5千円掛ける12カ月ということで3団体、それと開設支援分ということで、初年度だけということで必要な備品、消耗品を買うお金として24万円を限度に予算立てしているということで、合わせて42万円を予算措置したところでございます。
それから、二つの木野地区、音更地区の団体の利用者数でございますけれども、昨年5月から開設しておりまして、およその数字でございますけれども、一番多いときで音更地区でたしか36人ほどの子どもが集まったというふうに聞いております。少ないときにはたしか8名だったと思うんですけれども、そういった子たちで聞いております。それと木野地区につきましては、5月当初10人ほどだったんですけれども、その後20人前後の利用があるというふうに聞いているところでございます。
それから、4月から三つ目の団体が開設するということでございますけれども、場所につきましては、共栄コミュニティセンターを会場に行いたいというふうに聞いているところでございます。
以上でございます。
297 ◯委員長(山川光雄君)
榎本委員。
298 ◯委員(榎本 基君)
利用者の人数、私は調べたほうがいいんでないかと。報告を受けたほうがいいんでないかというふうに思います。これ私小耳に挟んだというか、確かめていませんので正確にはわかりませんが、子どもだけでなくて大人というか、ついてくるお母さんといいますか、ついてくる保護者といいますか、この方も食べているように聞いていますけれども、そういうのもやっぱり調べたほうがいいんでないかというふうに思います。これは主体としてやっている方から報告もらえば済む話ですので、そういう調査もしたほうがいいんでないかというふうに思います。
それから、僕は42万円というから新しくできるところの運営費かなと思ったら、三つ合わせて42万円ですのでいかにも安いです。もう少し、特にコロナの問題で給食がなくなって、民間のスーパーだとかいろんなところが支援しているようですけれども、昨日もテレビでやっていましたけれども、おにぎりを大量に届けてくれたりしているのが出ていましたけれども、42万円というのは何の対策にもならないんでないかなと。ごめんなさいね。貧困対策にもという意味です。もうちょっとお金をつけてあげたらいいんでないかなと。
それから、これは月1回ですよね、やっているのは。それで、もし私の先ほど言った小耳に挟んだというのが正しければ、子ども食堂という名前についても検討されたほうがいいんでないかと。子ども食堂ですから、僕らみたいなじいさんが行ったら、子どもでありませんのでなかなか二の足を踏んじゃいますので、貧困対策やいろんな対策を兼ねるんだったら名前を子ども食堂でなくて例えばふれあい食堂にするとか、そういうように何か名前を変えてもっと広めていったほうがいいんでないかなというふうに考えていますので、よろしくお願いします。
それから、共栄コミセンですので今度は、あそこはバスの発着場になっていますのできっと増えるんでないかなと。いいアイデアだなというふうに思いますので、ぜひコロナウイルスの対策だけでなくて、日常的に昼食をとるのが難しいとかそういういろんな方がいると思いますので、こういうのも広めていかれたらいいんでないかなというふうに思います。もし私の言ったことで何か御感想があればお聞かせ願えればというふうに思います。
以上です。
299 ◯委員長(山川光雄君)
重松部長。
300 ◯保健福祉部長(重松紀行君)
ただいまの御質問でございますけれども、まず人数につきましては、当初、昨年の4月の時点で利用した子供の数、それから保護者等大人の数、それからボランティアの数、それとあと視察等に来られた場合については視察の数についてはつけていただくようにお話ししておりまして、ただいまちょっと私手元にないものですから、決算のときにはお答えできるかなというふうに考えているところでございます。
それと名前なんですけれども、音更地区の子ども食堂につきましては、今榎本委員おっしゃられましたとおりふれあい食堂に途中から名前を変えまして、多世代の交流ということで実施しております。あと木野のほうも、老人クラブですとかそういった方たちも交えながらやっておりますので、それを総じて子ども食堂というふうに木野のほうは呼んでいるんですけれども、中身としては木野のほうも多世代いろいろ集まって交流を図っているということでございますので御理解いただきたいと思います。
それと補助の関係でございますけれども、一応今回1団体につき5千円ということで考えておりまして、スーパーマーケットのほうで1回開催するのに1万円までの食費ということで提供がございます。それを利用して、プラス1年間運営してお声を聞いた中で、あと5千円ほどあれば1品といいますか増やすことができるということでお聞きしたものですから、あと5千円ということで今回予算措置させていただいております。
ただ、今まで運営している団体につきましては法人さんですとか、もともと母体のあったところでございます。また今度4月からできるところは新たに子ども食堂の運営のために結成する団体でございますので、その辺で資金的にどうなのかというのは、来年度その辺を見きわめながらまた、新年度予算等について要求等もしあれば、していきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
301 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。はい。
ほかにありますか。
質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
休憩(午後 3時26分)
302 ◯委員長(山川光雄君)
暫時休憩をいたします。3時35分再開いたします。
再開(午後 3時37分)
303 ◯委員長(山川光雄君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
第5款町民生活費を議題とします。
説明を求めます。
荒井町民生活部長。
304 ◯町民生活部長(荒井一好君)
予算書51ページ、5款町民生活費について御説明させていただきます。
5款町民生活費、1項町民費、1目町民総務費でありますが、パートタイム会計年度任用職員につきましては、年金相談員1名分の報酬、個人番号カード事務員6名分の報酬、それから戸籍住民基本台帳事務費でありますが、例年どおりの事務費のほか、令和6年度を目途に国では戸籍のネットワーク化を進めることとしており、戸籍事務への個人番号制度導入に係る所要のシステム改修経費を計上しております。なお、この改修費は全額国からの補助金で措置されることになっております。
個人番号カード事務費は、いわゆる
マイナンバーカード交付等に係る消耗品及び啓発チラシ等の経費でございます。
次の
個人番号カード等関連事務交付金につきましては、マイナンバーカード発行に係る事務等を全市町村が地方公共団体情報システム機構に委任して行っており、機構へ支払う交付金でございます。なお、
マイナンバーカードの交付につきましては、国は
マイナンバーカードの利便性向上に努めることとしており、マイナポイントを活用した消費活性策や
マイナンバーカードの健康保険証利用等の取り組みを行うこととしております。本町では、昨年10月に策定した
マイナンバーカード交付円滑化計画に基づき、2月末時点で町民に対する交付率9.3%でありますので、申請サポートなどを実施し、円滑な交付を行ってまいりたいと考えております。
また、個人番号カード事務員6名分の報酬、個人番号カード事務費、
個人番号カード等関連事務交付金は全額国からの補助金で措置されることになっております。
2目医療給付費でありますが、乳幼児等医療費は4,400名の対象者と見込んだ医療費の助成であります。なお、昨年の8月診療分から、子育て支援の一環として課税世帯の小学生に対して通院医療費の一部を助成する制度の拡大を行っており、今年度から1年間を通しての助成対象となるものでございまして、4,400名の対象者のうち、その半数の2,200名が小学生課税世帯の通院拡大に係る対象者と見込んでおります。
重度心身障がい者医療費は800人分の医療費の助成、ひとり親家庭等の医療費は1,500人分の医療費助成、そのほか養育医療費を計上しております。
北海道後期高齢者医療広域連合負担金につきましては、市町村が負担することとなっております後期高齢者に係る療養給付費の12分の1の分でございます。
次の国民健康保険事業勘定特別会計繰出金につきましては、保険税の軽減分や保険者支援分に係る基盤安定制度や事務費などに対する繰出金でございます。
後期高齢者医療特別会計繰出金につきましては、保険料の軽減制度や事務費に対する繰出金でございます。
3目町民相談費につきましては、弁護士に委託しております町民法律相談業務の委託料のほか、地域人権啓発活動活性化事業は人権教室の開催経費など、それから、消費生活センター業務費は、消費者協会に委託して実施しております相談員3名分の人件費など消費生活相談業務の経費、消費者行政活性化事業費は、相談員のレベルアップ事業や消費者への啓発などの経費、消費者協会への補助金を計上しているところでございます。
52ページをお開き願います。
4目地域会館等施設費につきましては、施設整備事業費でありますが、地域会館改修工事は木野会館の外壁や屋根等の改修工事、総合福祉センターほか非常用照明器具改修工事は特殊建築物等定期調査により指摘を受けましたコミセン、地域会館合わせて34棟の非常用照明の改修工事、総合福祉センターほか暖房設備改修設計委託業務は、昨年度コミセン等で建設年次が最も古い共栄コミセンの暖房設備配管劣化調査を行ったところ、現時点で配管の改修は不要であったことから、共栄コミセン、総合福祉センター、木野コミセンについて、ボイラーなどの暖房設備等の老朽化に伴い3カ所を一緒に設計することでコストの低減や設計精度の向上を図るために行い、後年次において暖房設備等の更新を行おうとするものでございます。
地域会館等施設管理費につきましては、コミセンや総合福祉センターを含む地域会館の維持管理に係る経費でございます。
5目木野支所費につきましては、木野支所の事務費のほか、町民センターの管理費、町民センター改修事業費は2階男子トイレを改修しようとするものでございます。
53ページ、2項環境生活費でありますが、1目環境衛生費につきましては、パートタイム会計年度任用職員といたしまして環境衛生作業員2名分の報酬のほか、火葬場管理費、それから畜犬関係費は、畜犬登録や狂犬病予防注射などの経費でございます。
生活環境づくり事業費につきましては、啓発用資材や看板の経費でございます。
2目清掃費につきましては、パートタイム会計年度任用職員といたしまして収集作業員2名分の報酬、それから十勝環境複合事務組合負担金でありますが、清掃事業分に係る各施設の負担金の内訳は記載のとおりとなってございます。
ごみ収集処理費につきましては、収集処理委託業務や指定ごみ袋関係などの経費でございます。
次のごみサポート収集事業費につきましては、自力でのごみ出しが困難であって、これをサポートする人がいない世帯等に対しまして、戸別訪問によりごみを収集し、さらに希望がある場合は声かけも行うという事業で、2月末現在81世帯を対象に実施しているところでございます。
ごみ減量化対策及びリサイクル事業費につきましては、資源集団回収のほか、資源ごみの収集委託業務に係る経費でございます。
ごみ処理基本計画中間見直し及び災害廃棄物処理計画策定委託料につきましては、災害廃棄物処理計画は、元年度におきまして環境省のモデル事業の採択を受け、災害廃棄物処理計画の骨子をまとめており、それをベースに本年度本町の災害廃棄物処理計画を策定することとしております。また、その上位計画でありますごみ処理基本計画は、平成26年度から令和10年度までの15年間を計画期間としており、災害廃棄物処理計画の策定に合わせて中間見直しを行おうとするものでございます。
家庭用ごみ分別の手引作成費につきましては、現在の手引は平成28年度に作成しており、在庫の残が残り少なくなったことや、ごみの出し方が変更になった点や食品ロス対策などごみの減量化についての掲載記事を追加するなど記載内容を一部見直し、全世帯約2万4千世帯分と今後数年間の転入者等を見込んだ2万5千部の印刷製本費でございます。
家庭用ごみ分別検索アプリケーション導入委託料でありますが、利用者の利便性向上のため、スマートフォンなどにアプリをダウンロードし、お住まいの住所を入力することなどによりごみカレンダー機能やごみ分別の情報など町民にとって必要なごみに関する情報を発信してまいりたいと考えており、本年10月ぐらいからの稼働を予定しております。
54ページをお開き願います。
3目墓苑費につきましては、霊園の維持管理費のほか、霊園再整備事業費につきまして、霊園の維持補修のため、今年度は管理用園路452メートル、約3,300平方メートルの整備などを行うものでございます。なお、2月末現在の霊園の使用状況でありますが、造成区画数が全部で3,085区画、このうち現時点で使用している区画数は2,754区画で、残りは返還分も含め331区画となっております。
4目生活安全対策費につきましては、交通安全指導員費は、交通安全指導員48名、児童交通安全指導員16名の活動費などでございます。
街路灯設置及び管理費につきましては、町が管理する街路灯の更新や防犯灯の新設、修繕等を行うほか防犯灯の電気料などでございます。
交差点対策費は、交通安全の警戒看板などの経費でございます。
町内会防犯灯維持費交付金は、町内会が設置する防犯灯の電気料金に対し原則100%助成する交付金でございます。
このほか交通安全協会補助金などでございます。
5目環境対策費でございます。新エネルギー等推進費として、住宅用太陽光発電システム普及促進事業補助金につきましては35件分、その他、環境測定などの経費を計上しております。
以上、町民生活費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。
305 ◯委員長(山川光雄君)
説明が終わりましたので、質疑を行います。
神長委員。
306 ◯委員(神長基子さん)
ごみサポート収集事業費のことでお尋ねしたいと思います。2月時点では81世帯がこの事業を利用されているということなんですけれども、令和2年度における世帯数の見込みはどのようになっているのか。
それから周知なんですけれども、今回ごみ分別の手引を作成するということでありますが、この中にもこの事業のことは掲載されるのかどうかお尋ねいたします。
それから、昨年の11月、12月ごろだったと思うんですけれども、このごみ出し支援ということが国のほうで特別交付税措置を講ずるということになっているかと思うんですけれども、その点、本町におけるこの事業については対象になっているのかどうか、この点についてお聞きいたします。
307 ◯委員長(山川光雄君)
原環境生活課長。
308 ◯環境生活課長(原 弘美君)
まず1点目のごみサポートの来年度の予定ということでございます。今2月現在で81名という御説明をさせていただきましたが、過去の実績でございます。平成26年度から行っておりますけれども、平成26年度につきましては28名、それから平成29年度末におきましては70名、本年度の2月末現在で81名ということですので、81名よりは若干増えるのかなと考えております。
それから周知方法で、来年度更新いたしますごみの手引につきましては、可能であればそちらのほうにも掲載をして周知を行ってまいりたいと思います。
以上でございます。
309 ◯委員長(山川光雄君)
荒井部長。
310 ◯町民生活部長(荒井一好君)
3点目の特別交付税の関係でございます。この部分につきましては令和元年度からというようにお聞きしております。ただ、特別交付税、3月交付ということでございますのでまだ実績が来ていないと。ただ、この3月交付分につきましては細かい数字がないというふうにお聞きしておりますので、幾らぐらいというのが今後、後年次において、もしかしたらお答えできないかもしれません。
以上でございます。
311 ◯委員長(山川光雄君)
神長委員。
312 ◯委員(神長基子さん)
手引に周知ということで、手引のほうにも掲載を検討しているということですので、その点についてはわかりました。
若干増える見込みでということで、当初予算で比較しますと昨年、31年度よりも若干増額になっているのかなというふうに思って見ておりました。特別交付税措置に変わるといいますか、そういう財源措置がされるということによって支援そのものが拡充される、そういった余地があるのかどうか。今希望をされる方は週に1回ですよね。このサポートが受けられるというのは。でも実際はごみの日というのは週に1回ではないわけですので、例えばその部分を希望に応じて週2回だとか回数を増やすというような対応が今後は可能になってくるのか、その点についてお尋ねいたします。
313 ◯委員長(山川光雄君)
荒井部長。
314 ◯町民生活部長(荒井一好君)
まず予算の関係でございますけれども、こちらの経費につきましては車両関係費が主なものでございますので、多少増えているかもしれませんけれども、ほとんど横ばいというふうに御理解をいただきたいなと思います。
あとごみの関係、週に1回でございますけれども、その週に1回の訪問において、例えば燃やせるごみ、燃やせないごみ、そういったものを一括して集めてくるような事業になっております。ですから、週に2回やったほうがいいのかどうか、そういったような御要望のほうは今聞いていない状況でございますので、現状としましては週1回でいいのかなと。あと、あわせて希望者に対しましては声かけも行っている事業でございます。
また、この対象者につきましては高齢者が多いので、ケアマネさん等にも一定程度の周知をしておりますけれども、その中で、繰り返しになりますけれども、例えば週に2回のほうがいいというような御要望も今のところ聞いていない状況でございますので、仮にそういったお声が強くなれば、収集体制というのもございます。人員の部分、今収集作業員2名で行っておりまして、この業務だけ専任している訳ではございません。ですからそういったような体制の問題も出てこようかと思います。そういったことも考えまして、そういった声が上がってくれば今後体制も含めて検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
315 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。
ほかにありますか。
それでは、本日の委員会時間は審査の都合によってあらかじめ延長します。
石垣委員。
316 ◯委員(石垣加奈子さん)
地域会館等施設費の中で、2月に私、木野コミセンで調理をさせていただいたんですけれども、その中で皆さんからいろいろ要望があったのでお伝えしたいなと思います。調理室にある手洗い場、調理場のシンクのほかに手洗い場があるんですけれども、その手洗い場がとても狭くて、あと蛇口も短いので手洗いがしづらいという要望がありました。今コロナの問題もありますし、しっかり手が洗えるように洗い場を深くしたり、手首までしっかり洗えるような洗い場があったほうがいいという声がありました。あとは食器棚なんですけれども、食器を使って戻す際にふいて戻すんですけれども、完全に乾燥し切らないまましまうんですけれども、その際、食器棚の扉に通気孔というのがないので換気が悪いというか通気が悪いと思うんです。ですので、扉に通気孔みたいのがついていると乾燥しやすいのかなというふうに思いました。
あと、オーブンレンジ、電子レンジもあったんですけれども、家にあるものとは違うものですので、温度設定の仕方とかぱっと見わからないという声があって、みんなでこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと言いながら何とか使ったんですけれども、できれば簡単な説明書などを備えつけてほしいという要望がありました。あとは、調理をする際水がこぼれてしまうこともあるんですけれども、床をふくモップなども用意されているんですが、しっかりふき切れることができなくてスリッパだと滑りやすいという声もありました。これも何か対策はできないかという要望がありました。この辺要望としてお伝えしたいと思います。
317 ◯委員長(山川光雄君)
青砥町民課長。
318 ◯町民課長(青砥 正君)
地域会館の関係、コミセンの関係だと思われますけれども、コミセンを使っている方からの声とかにつきましては管理人さんを通じて我々のほうに届けられているというふうに押さえておりますけれども、今のような細かなことにつきましては我々も聞いていなかった部分があります。手洗いの使いにくいとか食器棚の問題、レンジですとかの使い勝手がわからないとかというのは、できればそういったものにつきましては管理人などに聞いてもらえれば伝えられるような体制はとりたいなというふうに思っております。
一つ一つ答えるのはあれなんですけれども、いろいろ今改善の要望をお聞きしましたので、改善できる部分はしていきながら町民の皆さんが使いやすいような施設にしていきたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。
319 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。はい。
ほかに。
堀江委員。
320 ◯委員(堀江美夫君)
予算には載っていないんですけれども、町民生活にかかわることなのでお聞きしたいと思います。コロナウイルスで話が多いんですけれども、エキノコックスの件なんですけれども、以前に比べましてキツネを随分たくさん見かけるようになりました。それで、私どもの柳町地区も随分キツネがたくさん出ておりまして、毎日来て、そして車庫の中に入っていて、とても何となく嫌らしいというか、表現がそういうことになるんですけれども、そんな不安を感じている方がいらっしゃるんですが、住民の生活に不安を与えないという意味でも、先般1月ですか、中札内村がエキノコックスの駆除剤というか、それをまぜて配布したらすごく効果が出たということがあるものですから、以前そして鹿追でもそのようなことをやってすごく効果が出ているということを聞かされております。本町に対しては将来に向けてどのようなふうに考えているのか、今後の予算化を願うことを思いまして要望なんですが、今考えられている御意見を伺いたいと思います。
321 ◯委員長(山川光雄君)
荒井町民生活部長。
322 ◯町民生活部長(荒井一好君)
キツネの関係かなということで御質問をいただいております。今、委員から御質問がありましたエキノコックス駆除剤の散布につきましては、私も1月末の新聞報道で読んだところでございます。また、2月にまちづくり懇談会開催したときに、ある地域の方からエキノコックスの関係の同じような御要望もいただいていたところでございます。
まず本町の現在の対策といたしましてエキノコックスの検診ということで、まず保健センターにおきまして15歳以上の町民に対して集団検診時にそういった対応をしております。また、学校教育でも小学校5年生と中学校3年生の希望者にエキノコックスの血液検査、こういったものも実施している状況でございます。
今、委員から御質問のあったエキノコックスの駆除ということなのかなというふうに思いますけれども、私も新聞報道及びまちづくり懇談会、こういった要望がございまして、2月中旬に担当の者に指示をいたしまして、中札内村役場のほうにどういう状況なんだというふうに実態をお聞きしてきてほしいということで担当のほうに指示をして、例えば住民への説明など、あと実施方法、どういうふうに駆除剤散布しているのか、こういったものをお聞きしてまいりました。
今後につきましては町民生活部1部ということでなくて、今言いましたように保健福祉部ですとか経済部ですとかやはり連携するような内容になってこようかなと。ただ、今、委員御心配のように健康リスク、住民の健康ということでございますので、大変申し訳ないんですけれども、今この場で実施するとかそれは実施できないだとかいうのはなかなか申し上げられませんけれども、いろいろな情報を私お聞きしたところ、例えば羊蹄山麓の市町村では広域で取り組んでいる事例もあることもお聞きしております。ですから、どのようなキツネに対するこういった対策があるのか今後調査研究をしてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
323 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。はい。
ほかにありませんか。
坂本委員。
324 ◯委員(坂本夏樹君)
このたびの予算措置において災害廃棄物処理計画の策定委託料が計上されました。これにつきましては昨年私もこの策定が必要じゃないかということで御意見申し上げておりましたので、この予算措置については大いに評価するものであります。
次に、2項環境生活費、2目清掃費の7節報償費につきましては昨年と比べて300万円ほどの減額の予算になっていると思います。これにつきましても以前、集団回収は推奨するべきということで一般質問の中で御意見申し上げておりました。これは何ゆえに300万円ほどの減額予算になったのか、納得いくような理由をお示しいただきたいと思います。
325 ◯委員長(山川光雄君)
原環境生活課長。
326 ◯環境生活課長(原 弘美君)
集団回収の報償費の減額でございます。町では、リサイクルということでごみの減量化を図ることを目的に、町内会とか老人会、子供会などに対しまして資源を回収する集団回収ということを行っていただいております。周知方法としましては、広報等々で今年度、令和元年度につきましては4回ほど周知をさせていただいておりますけれども、団体数がなかなか増えない、それと全体的に活動を担っていただいている町内会とか活動の中核をなす方の高齢化等々によりまして担い手不足ということで活動量が年々少なくなってきております。このようなことから、いろいろ周知等々で回収量を増やすことを検討してきましたけれども、なかなか回収量が実際増えないという現状でございまして、今回金額のほうを減額して予算計上をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
327 ◯委員長(山川光雄君)
災害廃棄物の計画の答弁要るんですね。
328 ◯委員(坂本夏樹君)
要らないです。
329 ◯委員長(山川光雄君)
要りませんか。はい。失礼しました。
坂本委員。
330 ◯委員(坂本夏樹君)
報償費の減額の予算措置については今の実態に合わせているという理由なのかなということで酌み取りはしますけれども、昨年の予算委員会でも私この件に触れております。平成23年には97団体、平成30年は100を超えている団体ということで答弁いただいていたと思いますので、団体数が減っているということは現状に合致しないのかなと。ただ、答弁のとおり高齢化、担い手不足、これについては承知するところではありますけれども、私としても、町内会の役員として役員会等において集団回収を増やしていきましょうという働きかけをしております。
以前もこの議論になりましたけれども、なぜ集団回収を推奨するのか、これについては、町内会の活動費の一部に充てられるんです。さらに、集団回収が増えれば町もごみの処理量が減るということで、集団回収が減れば減るほど町のごみ処理の負担が増えるんです。ということから大いにこれはまだまだ集団回収を増やす働きかけを行うべきでありまして、さらにそれを後押しすべく、資源ごみの持ち去り禁止条例を制定したらどうだというような御意見もさせていただきました。にもかかわらずこれが300万円も予算措置として減っている。実態に即す予算なんでしょうけれども、その概念としては全く逆をいっているんじゃないかというふうに思わざるを得ないもう。一度納得行くような答弁を求めたいと思います。
331 ◯委員長(山川光雄君)
荒井部長。
332 ◯町民生活部長(荒井一好君)
ごみの報償費の関係で御質問をいただいているところでございます。先ほど課長から御答弁申し上げましたように、令和元年度でも103団体と団体数は、一定程度の団体の数は維持しているという状況でございます。それは、先ほど課長から答弁いたしましたように広報紙等、そういったような呼びかけを行っている、そういった内容でございます。ただ、残念ながらこの活動を担っていただく方の担い手不足といいますか、例えば今まででしたら老人クラブですとか町内会、子供会、こういった方々が主な団体でございます。ある団体が増えればある団体が休止する、やめると、そういうような状況で何とか団体数は維持しているという状況でございます。
また、担当の内部で、例えば回収費を少し上げたらどうなんだろうという議論もさせていただきました、担当レベルでは。ただ、管内の市町村で若干回収費上げた町村もございますけれども、残念ながらそれではそういった担い手不足の解消にはなっていかなかったというような部分もお聞きしております。ですから、これはなかなか特効薬はないのかなとは思いますけれども、今、委員言われましたように、各町内会の御協力等々をいただきながら、集団回収増えていくことによって複合事務組合のほうに搬入するごみが減っていきますので、それはひいては町民負担の軽減にもつながっていくという部分でございます。ですから今後もまずはさらなるPRに努めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
以上でございます。
333 ◯委員長(山川光雄君)
坂本委員。
334 ◯委員(坂本夏樹君)
どうも私の印象ではこの件については万策を施して尽きてその結果こうならざるを得なかったというふうには聞こえないんです。しかしながら、庁内でも回収費を上げてはというような議論もされているということでありますので、これについては、集団回収が令和2年度さらに進んで、報償費が足りなくなれば補正も組まれるということでしょうから、そういったことを期待しつつ、また今度決算委員会の中で確認させていただきたいと思います。
以上です。
335 ◯委員長(山川光雄君)
ほかにありませんでしょうか。
山川委員。
336 ◯委員(山川秀正君)
1点だけお願いをしたいと思います。新エネルギー等推進費、ここに太陽光発電だけ載ってございますけれども、音更町は過去からさまざまな取り組みをしてきたというふうに思っておりますけれども、そこが令和2年度については太陽光にだけ修練されたというか、そこに結果的にここが将来にわたってという結論でこういうスタイルなのか。
それから、ただ、太陽光発電自体も、買取価格の引き下げだとか、相当環境は厳しい状況にあるんではないかと。
それからもう一点は、音更町は過去から太陽光発電に取り組んできている中で、早期にといいますか早い段階で導入した人たちについては、10年以上経過すると8円とか、ここが正確かどうかも定かではないんですけれども、買取価格8円というような世界になってきているんでないかなというふうに言われているんですけれども、そういった点で、新エネルギーという点で、将来にわたってここにといいますか、ここ以外の部分での検討も含めて到達点として今どういう状況なのかお伺いをしたいと思います。
337 ◯委員長(山川光雄君)
荒井部長。
338 ◯町民生活部長(荒井一好君)
新エネルギーの関係で御質問をいただいたところでございます。本町で予算を組ませていただいている部分につきましては、住宅用の太陽光発電、これしかないというのが実態でございます。私も部長になってから5年目を迎えております。その中で、何かいいたまという言い方をするといいのか悪いのかちょっとわかりませんけれども、何かいい知恵がないのかと担当といろいろ話はしてきたところでございます。ただ、残念ながらこれといったものが浮かばないというのが実態でございます。
ですから、まずは住宅太陽光の発電システムをできる限り維持をさせていただいた中で、例えば国ですとかそういった動向を見ながら、何か新エネルギーという関係で推進できるものがあれば取り入れていきたいというふうに模索はしておりましたけれども、残念ながらそこまで至っていないというような状況でございます。
以上でございます。
339 ◯委員長(山川光雄君)
山川委員。
340 ◯委員(山川秀正君)
今そういう環境にあるということについては私も理解はしておりますけれども、例えば太陽光発電についても、今バイオガスプラント等々含めて送電線の関係でなかなか新しい施設がつくれないとかさまざまなことが言われております。そういう状況の中で太陽光発電については、先ほど言いましたとおり、一定経過したものについては買取価格の大幅な引き下げという状況の中で、例えば今一つ考えていいのではないかと思うのは蓄電池等々、そういったたぐいのところに買取価格と自分の使っている消費電力、消費している電気料金、そういう中での蓄電池による家庭用で使う電気量自体を縮減する、軽減するというあたりでの検討は私はあっていいのではないかなというふうに思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
341 ◯委員長(山川光雄君)
荒井部長。
342 ◯町民生活部長(荒井一好君)
太陽光発電、こういった部分につきましては地球温暖化対策ということで、CO2削減に資するということで推進してきた経緯がございます。蓄電池につきましては、今、委員おっしゃったように防災ですとかそういったような対策、減災対策、こういった側面が強いのかなというふうには考えております。帯広市でもそういったような取り組みをしているというのはお聞きはしているところでございます。ただ、この蓄電池につきましては、蓄電をすることでやはりエネルギーロスというのが一定程度あるというところもお聞きしているところでございます。ですから、地球温暖化ということで考えるとなかなか蓄電池というのがどうなのかというふうには考えますけれども、今、議員から御提案のあった蓄電池につきましても、例えば防災対策、所管は違いますけれども、そこの担当とお話をしながら、調査研究という言い方にはなってしまうとは思うんですけれども、そういった方策が可能かどうか研究させていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
343 ◯委員長(山川光雄君)
よろしいですか。はい。
ほかにございませんか。
ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。
以上で本日の日程は終了しました。
あす12日は午前9時30分から開きます。
本日はこれで散会します。
お疲れさまでした。
散会(午後 4時21分)
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